日大山岳部OBのガッシャー100リットルに挟まれた私のライペンマカルー80リットル
剱沢にて
54年間に渡って夢中で山登りを続けてきましたから、並行するようにおびただしいギアを買い続けてきました かさばるものや再利用が困難なギアは捨てました 例えばクライミングロープやザックです
ですから手元に残っているザックはさほど多くはありません それでも10個~15個くらいはあるでしょうか
私も御多分に漏れず72cmキスリング型ザックで地獄のような山登りをスタートしましたが、それは1971年でした
その後、国産のナイロン製アタックザックという縦長のザックを使うようになり、海外ブランドを含めて現在まで大きな変更はありません
バックパッキングの流行に誘われてJANSPORT(ジャンスポーツ)のフレーム機能付きのザックを使用していた時代もありました
しかしながら幕営による山岳クライミングが主体の私がたどり着いたのは丈夫でシンプルなザックがベストという結論でした
その上で、小さめのザックで外にマットやギアをぶら下げるのではなく、少し余裕のあるザックにしてすべてをザックの中に収容するというというのが私の流儀となりました
素人ではないのでザックの余裕があるからと言って装備を追加することはあり得ませんので、結果的に軽量化となるのです
なぜなら
1.大容量ザックでもシンプルなザックはフレーム構造ではないのでザック自体が軽量
2.ザックを敷いてテント泊時のスリーピングマットとして利用可能なので通常のマットを省略または小型化できる
ということになります
このようなことに気が付いたのは素直ガイドのやり方を見たからです
すなわち日大山岳部のやり方です
目からウロコが落ちるような気がしました
ガイド山行での普段使いのザックはパタゴニアのアセンジョニスト55リットル
頑丈でシンプル
日帰りガイド山行でもこのザックを使います
ガッシャーの半分のサイズですがたたずまいは同様でザックの外に何かをつけるということはありません
例外はアプローチでヘルメット・アックスといったところでしょうか
公共交通機関内ではアックスもヘルメットもザック内に収納します
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