2025年4月27日日曜日

久しぶりに幸子さんと映画「教皇選挙」へ


カトリック西千葉教会のミサにおける2011年5月の主任司祭小林神父様の説教が忘れられません

「最近の国際的な大きなニュースのひとつが、国際テロ組織アル・カイダの指導者オサマ・ビン・ラディン氏が米軍により殺害されたニュースだ。その新聞報道の中で、パン国連事務総長が「これで正義が達成された」と言っていた。国連の中で中立の立場でなければならない事務総長の発言としてはあまりにも超大国アメリガ寄りの発言ではないか、と違和感を持った。
この数世紀世界の歴史はヨーロッパ主導で動き、第二次大戦後はアメリカがそれに代わった。アメリカは自国の価値観で他国を判断し、ときにベトナムやイラクなど諸国に攻め入った。そこで生じる貧困や不公正に対して、テロ以外に自分たちの異議を申し立てる手段を選択できない人々が当然うまれてくる。超大国アメリカのエゴに対して、ビンラディン氏なりの論理、正義感に基づいての行動だったのである。ビンラディン氏の極端な過激に走らせた真の原因への眼差しを、私たちは欠かしてはいけないと思う」

今日は復活節第二主日 9時半のミサに与りました 帰宅してから幸子さんが映画を観に行きたいと言います
「どんな映画?」
「教皇選挙」
教皇選挙?・・・どうやらコンクラーヴェのことらしい

さっそくネットで映画「教皇選挙」を検索してみるとアカデミー賞ノミネートの話題作のようです フランシスコ教皇の帰天でコンクラーヴェが開催されるこのタイミングなので視聴者が3200%に増加したという記事もありました

カトリック教会内における数々の不祥事については、各種報道ですべてのカトリック信者が承知していると言ってもいいかもしれません
そんな中でも神による一筋の光があって欲しい 少なくとも私はそれをフランシスコ教皇に見たような気がします

この手の映画の上映館は少なく京成ローザで16時から上映されるとのことで幸子さんと一緒に徒歩で四街道駅まで行って電車に乗りました

上映後、しばらく席を立てませんでした
センセーショナルなキャッチコピーとは裏腹に「神による一筋の光」を表現していたからです




カトリック西千葉教会の花_1

カトリック西千葉教会の花_2

カトリック西千葉教会の花_3

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