2008年10月19日日曜日
ご当地ラーメン
先週出張した山形の赤湯駅近くにあるラーメンが美味い。
「龍上海本店」の赤湯からみそラーメン
五本指にはいるなあ
その日は、地元の湯治場に泊まった。味気ないビジネスホテルには出来れば泊まりたくないとかねてから思っていた私。そのことを仙台支店のNさんに告げると、夜遅くにこの湯治場に連れて行ってくれた。
私には夜の盛り場は似合わない。山の中で焚き火を見ながら酒を呑むのが似合っている。
この湯治場は山の中の一軒宿で、電気も電話線も通じていない。電気は自家水力発電、電話は衛星電話。窓をあけても暗闇に沢の音がゴーゴーと聞こえるだけ。
部屋にお膳が運ばれ、仙台支店のNさん・課長のHさんと三人でささやかに乾杯。
上司の好みを押し付けられた二人には申し訳ないことをしたのかもしれない。
ところで、1972年に山形インターハイの山岳競技の千葉県代表として吾妻連峰を歩いたことがある。その時にこの湯治場の前を通ったのを覚えている。
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2008年10月9日木曜日
うれしいこと
うれしいことって何。
うれしいことって、本当は私の心の中にあるもの。
今日、蒲田駅のホームで見たポスター。吉永小百合が立つどこかの駅。どこだろうかとポスターに近寄って見ると「信濃川上」とある。
信濃川上・・・この駅名を聞くだけで、私の心の中に膨らんでいくものがある。
あの日、あの時。
今日は、勤務先の定例会議が下丸子であって、その会議の内容も良かった。
だから、ささやかなことだけれども、今日はうれしいことが二つあったと思う。
2008年10月5日日曜日
巻機山登川米子沢
ナメに至るまでにはこのようなゴルジュを越えていかねばならない。
長女と二人で米子沢へ行ってきた。
二度目の米子。
今回は秋晴れの下で米子沢のナメを堪能してきた。
そしてお目当ての大ナメ
標高1800mを越えると、紅葉が始まっていた
2008年2月1日金曜日
チーム・バチスタの栄光
私は山の本しか読まないので、普通の推理小説などのエンターテイメントすらもここ数年読んだことがありません。ところが、勤務先のチームのとても信頼しているメンバーの一人が「おッさん!面白い本があるんですが、読みます?」との問いかけ。
それに対して「ああ」と幾分社交辞令を含んだ愛想の良いあいまいな返事をしていましたところ、翌日私のデスクにその本が有無を言わせぬという感じで積まれました。
山以外の本を読むのは本当に億劫で時間の無駄と思っている私は、仕方がないなぁとの思い半分で読み始めました。こういう私の姿勢を評して妻は「お父さんは山オタクだという自覚がないのが喜劇だ」などというのです。山登りにのめり込んでから私を「変人」と呼ぶ人が少なからずいたことは自覚していましたが、そんな私の姿勢自体が我が家では笑いのネタになっているのです。自業自得なんでしょうか・・・。
で、問題の本は上下二巻の文庫本でした。
上巻の最初の100ページを読むのに二日かかりました。本当にイヤになりました。オレはそんなに暇じゃないぞって。ここだけの話、本当は暇なんですけどね。
ところが第九章のリアルな描写に一気に引き込まれ、以降下巻まで一日で一気に読んでしまいした。
その本は「チーム・バチスタの栄光」
医療現場を舞台としたエンターテイメント小説です。著者が現役の勤務医とのことで登場人物に日本の医療が抱える諸問題を語らせていもいます。
本の評価というものは料理の評価みたいなもので好みに左右される幅が大きいのでしょうが、とても面白く感じました。
帰宅してから自慢げに妻と娘に言ったら「それって映画化されるんだよ」
「そんなことも知らないの?」といういつものパターン。
過去「もちろんそんなの知ってるよ」と嘘をついたこともありましたが、とうの昔に見透かされ、今や通用しなくなっております。
私は答えに窮し黙り込んでしまいました。
トホホ。
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