2021年7月31日土曜日

印西クラックに上田さん篠原さんが応援に来てくれた初日


Bighop運営会社によるテナント支援策として6月から9月まで月末の土日4回、日数にして8日間ほど印西クラック無料体験クライミングが実施されます
それぞれ50人ほどの無料体験クライミング希望者に対応するためにはスタッフとして4人が必要です
印西クラック運営委員会のメンバーで手分けして対応していますが、今週末だけは人数が足りません それを土橋さんの捜索活動で結束の強くなった極道仲間が救ってくれました
音頭をとってくれたのは上田さんで篠原さんと二人で印西クラックに来てくれました

スタッフを4人揃えることができると役割分担が可能で、スムーズな対応によりお客様を待たせることなくクライミングを体験していただくことができます
結果的にですが12時までに30人から40人のお客様に体験していただけます

2021年7月25日日曜日

イーハトーブ 葛根田川 13年ぶりの再訪


グランドジョラス北壁やヨセミテエルキャピタンノーズのように、一瞬たりとも精神的緊張を弛緩させることが許されない数日を要するバーティカルクライミングには人生のある部分を投げうちたくなるような強烈な魅力を感じますが、その一方で、私が大好きなもう一つの山の登り方があります
それが山旅です
奥深い山の中で数泊を要する山登りには旅があります
私には「四国遍路」や世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」などの巡礼に通じるものがあるように思えるのです
そんな山旅をオリンピック四連休を使って仲間と楽しんできました
その舞台として選んだのはイーハトーブの携帯電話の電波も届かない山奥
メンバーは気心の知れたいつもの四人です

2021年7月20日火曜日

印西クラックとガイド業の両立は難しいなぁ~


印西クラックのボルダールーム改修作業二日目

明日の夜からガイドの仕事で素直さんと南八幡平の葛根田川へ行くので、その準備も忙しく、印西クラックに到着で来たのは11時
さっそく作業に取り掛かりました
ボテをはずして、位置を調整して再設置
ぐらつくので三度も取り外して調整するなど、一癖も二癖もある作業が続きました
昼食も取らずに作業を続けましたが、さすがに腹が減って力が入りません
ボルダールーム内の垂壁部分のクラックセットはひとまず第一段階
左端の垂壁ではフィンガーからハンド・フィストあたりまでカバーしたいところなので、かなり再調整が必要です
夕方、自宅に戻ってからは葛根田川の準備

2021年7月18日日曜日

事業立て直しも最後の切り札は人と人との信頼関係でしょうか


現在、私には二つの事業の立て直しが期待されています

この歳になってキヤノンライフ現役時代に戻ったような日々を過ごすことになるとは定年退職時点では想像もしていませんでしたが、期待されているということはある意味、必要とされていることでもあり、ありがたいことだと思いながら全力て取り組んでいます

一つは「プロガイド養成委員会」の赤字体質からの脱却ですが巨大組織「公益社団法人東京都山岳連盟」のバックアップがあるので問題はありません
もう一つは商業施設である「クライミングジム印西クラック」の黒字化です
ハードルが高いのは「クライミングジム印西クラック」です

2021年7月17日土曜日

梅雨明けの印西クラック


いよいよ梅雨が明けたようです
素直さんは都岳連マウンテンスクールの講師で白馬岳に行くとのことですが、新宿駅出発6時半なので四街道駅始発に乗車しても間に合いません
稲毛駅まで送っていきました 自宅を4時42分に出発して稲毛駅到着は4時56分
稲毛発5時10分の総武横須賀線快速に乗車しました
帰宅してから朝食の準備 メニューはサラダうどん
ピーマン、レタス、茄子、カニカマ、温泉玉子、トマト、ワカメ、ロースハムをたっぷり載せて、最後にゴマと天かすを少し散らして完成
ヘルシー感満点の朝食となりました

今日は印西クラックの店番をしながら懸垂下降にまつわるレスキュー講習会を行う予定で、ボルダールームのクラック改修は一人ではできないのでお休みです
9時半前に印西クラックに入って、まずは掃除

2021年7月16日金曜日

ボルダールーム改修の初日


今週7月12日月曜日に山と渓谷社から画期的なクライミング技術書がリリースされました
ピート・ウィタカー著の「CRACK CLIMBING」です
この本はクライミングの世界ではニッチであるクラッククライミングを対象にしています
印西クラックもニッチなクラッククライミングをターゲットにした施設です
クラックというニッチを対象にしている点で両者はとても共通しています

そこで、「CRACK CLIMBING」をテキストにしてクラックのジャミングを体系的にトレーニングできるように印西クラックのボルダールームを改修することにしました

2021年7月14日水曜日

雷鳴が響き渡った三ッ峠エイドトレーニング


9月に予定しています屏風岩のトレーニングとして実施しました
参加予定の二人ともトップロープによるエイドのA1はスピーディーに登れるようになっていますが、実際に屏風岩を登るときにはフォロー特有の手順、具体的にはクィックドローの回収の為の一連の動作を理解しておく必要があります
昨夜、都岳連エキスパートガイド認定式を終えたばかりの素直さんに主任講師として対応してもらいました

実施場所は直登カンテと空間リッジ
1ピッチ目の最上部まで登りましたがフリーの部分が「江戸むらさき ごはんですよ!」を塗りたくったような状態でした
2ピッチ目を登っている段階で雷鳴が聞こえはじめ、まもなく気温が急激に下がり始めましたので、すべてを撤収してアパッチハングの下に退避しました
単純な降雨ならば登り続けることはできますが、落雷の可能性がある状況では手の施しようもありません
そして雷鳴と共に激しい雨・・・

2021年7月13日火曜日

CRACK CLIMBING届きました


ガイド認定式を終えて、22時半頃に帰宅すると、注文していた待望の書「CRACK CLIMBING」が届いていました
明日は素直さんと共にガイドの仕事で3時半起床4時出発なので目を通す時間はありませんが、ざっと確認すると章立ては予告通りサイズ別になっています
  • フィンガークラック
  • ハンドクラック
  • フィストクラック
  • オフウィズス
  • スクイズチムニー
  • チムニー
  • ステミング
  • ルーフクラック

新ガイドへのはなむけの言葉


今夜、公益社団法人東京都山岳連盟(以下TMF)によるプロガイド認定式がZoomを併用して開催されました
Zoomによる松本敏会長や廣川健太郎専務理事のご挨拶をいただいてからTMFガイド養成機構の創立者である松元邦夫さんから認定証の授与が行われました
新ガイドの皆さんは公益社団法人によるガイド認定の重みをかみしめていました

最後にプロガイド養成委員会の委員長である私から新ガイドの皆さんへ要約すると次のような「はなむけの言葉」を送りました

ハイマウンテンスクール 那須・井戸沢遡行(2021年7月)


公益社団法人東京都山岳連盟プロガイド養成委員会主催ハイマウンテンスクールのプロモーションムービーを素直さんが作成してくれました

プロガイド養成委員会では第5期ガイド養成のほかに

2021年7月11日日曜日

印西クラック「夏の小三角」のオンサイト


今日はたった一人で印西クラックの店番でした
外はとても蒸し暑いのですが、印西クラックに入ると室内はエアコンが効いていて快適です
開店直後から体験クライミングを希望されるお客様が次々に来場され、それなりに忙しい状態が続きました
午後になって印西ロッキーでボルダリングをしている山ちゃんが覗きに来ました
山ちゃんは「印旛郡市」で最強のクライマーです 私の知る限り(笑)
ここ数か月で素直さんによる新しいルートが追加されましたが、山ちゃんにそれらのルートを再登してグレード評価をしてもらいたいと頼んだところ、快諾してもらい1時間ほどの間に数本をオンサイトしてもらいました
垂壁に設定した5.10c~dは5.11b以上でも良いのではないか?
との感想でしたが、オリジナルルートのグレードが固定されている現状では改定はとても困難です

2021年7月10日土曜日

懸垂下降の講習会

1991年の夏にツェルマットからシャモニへの道中で日本登攀界の巨人「近藤邦彦」さんとご一緒したことがあります
数時間の道中では話が弾みました
奥鐘山西壁や今野和義さんのことも含めて様々な話をしたのですが、その中に懸垂下降失敗の話題がありました
近藤さんにして懸垂下降失敗の話は衝撃的な内容でした

もちろん、懸垂下降の失敗は死を意味するということはそれまでも十分に承知していましたが、「十分に注意する」とか「末端を結ぶ」程度の認識しかありませんでした
では、それを回避するための具体的な方法はどうするのか?

2021年7月9日金曜日

嬉しい平日営業


素直さんとクライミングテクニックのすり合わせを7月8日に予定していました
親子の関係であってもそれぞれが自立したクライマーとして活動していますので、それぞれの経験に応じたノウハウがあります
また、新しい情報も入ってきます ネット上のものもありますし、雑誌や書籍がソースのものもあります
それらを共有して再検討し、より良い方法を追求しようということは定期的に行っていますが、これを7月8日に行おうと予定していました
もちろん実施場所は印西クラックです
そうしたところ、7月9日に印西クラックの利用予約申し込みがありました
宇都宮のHさんでした 宇都宮から3時間かけても印西クラックに来たいというのです しかも一人で・・・

2021年7月8日木曜日

Bighopイベント準備


 
印西クラックは【ビッグホップガーデンモール印西】の中のテナントとして営業しています
管理運営会社では様々なイベントを通じてテナントを支援してくれます
無料体験クライミングに続いて新しいイベントを企画してくれました
ここのところ、山へ行かない日は一日中パソコンに向かって資料作りやメールをしています
今日もいろいろなことをしましたが、その中にBighopのイベント準備がありました
7/10-11,7/17-18に行われる「ゲームにチャレンジ」というイベントで、その景品として印西クラックの「体験クライミング無料優待券」を使ってくれるというのです
優待券は管理運営会社が買い上げてくれますから、願ってもない支援策です

2021年7月7日水曜日

申込受付開始しました


公益社団法人東京都山岳連盟ではプロガイド養成機構第5期の募集を開始しました

次の三種類のガイド養成を行います
トレックガイド
サミットガイド
エキスパートガイド

少し熱心に登山を続けていらっしゃる方であれば多くの方が応募できます
ガイド特有の技術に関しては講習を行います
お申し込みをお待ちしております

お申し込み時にご提出いただく登山履歴書のトレックガイドの例を掲載いたします

2021年7月4日日曜日

三斗小屋温泉大黒屋旅館と井戸沢遡行


この土日は都岳連主催のハイマウンテンスクール黒部源流赤木沢の実技-2でした
実施場所は那須の井戸沢
初日に三斗小屋温泉大黒屋旅館まで入り、部屋の中でロープ講習会
翌日早朝に出発して井戸沢を遡行するという計画です
本山行は8月13-15日に予定している赤木沢の予行も兼ねています

関東地方から東海地方にかけて線状降水帯が停滞して、私の住んでいる千葉県四街道市でも金曜日の夜から大雨警報が発令されています
そして土曜日の朝、首都高を走っているとラジオからは避難指示、各種警報の発令情報がひっきりなしに放送されています JRを始めとしてほとんどすべての公共交通機関は運休し東名高速なども通行止めとなったようです
これほどの悪天候でしたが、予測通り東北自動車道を北進するにつれて、雨はやみ、路面も乾燥し始めました
深山ダムの奥にある白湯山林道ゲートから歩きはじめる頃には夏空が時折見え、高湿度もあって汗びっしょりになって三斗小屋温泉大黒屋旅館に到着しました
大黒屋に到着する15分前から小雨が降り始めましたが深いブナの森をたどる小道には雨粒はほとんど落ちてきませんでした