2021年4月29日木曜日

悪天候下のマスキ嵐沢


悪天が予想されていましたがリスクコントロール可能なので行ってきました
歩いている時には体が温まるので寒さを感じることはないのですが、立ち止まってビレイをしている時や待機時間時にはガタガタと震えが出るほどでした

最後の10m涸れ滝を越えてからタープを張って湯を沸かし昼食
これで生きかえりました
ほぼノンストップの行動でしたが全員元気に歩き通すことができました

動画はこちら→20210429マスキ嵐沢

コースタイム

2021年4月27日火曜日

田植えの季節になりました


春の移動性高気圧におおわれ、しかも低湿度の快晴
昨日は孫がやってきて過ごしました
そして今日は印西市フリークライミング協会の練習会
幸子さんとウキウキ気分で行きました
田植えの季節を迎えた田んぼを見ながら車を走らせ、砂田、山口先輩、目次さんをはじめとするいつものメンバーで印西市立松山下公園体育館アリーナのどっかぶりの壁を楽しみました

2021年4月25日日曜日

講習会「初めてのマルチピッチクライミング」 三ッ峠


先週に引き続き今週も三ッ峠でした

「初めてのマルチピッチクライミング」というテーマで20mの空中懸垂や60mの懸垂下降、そしてマルチピッチのビレイシステムを講習しました

ボンボリーズとは、その昔「岩と雪」誌上でジャック中根氏が当時主流のクライミング価値観を共有できない人たちを揶揄した呼称ですが、そのボンボリーズの居留地ともいえる三ッ峠

60mの懸垂下降ができる場所は滅多にありませんし、マルチピッチクライミングのビレイシステムを講習するには、とても効率的な岩場です

2021年4月19日月曜日

筑波山は花満開

久しぶりに筑波山
ニリンソウ、東国ミツバツツジ、カタクリ、キクザキイチゲと花満開でした
特にニリンソウの群落は期待以上のものでした
御幸ヶ原で鍋焼きうどんを作って食べ、楽しく一日を過ごしました
鍋焼きうどんにアルミフォイルの鍋を使ってみましたが、大失敗
最初から穴があいていたのか、バーナーの熱で穴があいたのかは不明ですが、悲惨な結果になりました

2021年4月18日日曜日

都岳連レスキューガイドトレーニング 三ッ峠

 


4/17-18と都岳連プロガイド養成機構のレスキューガイドトレーニングで三ッ峠に行ってきました
レスキュートレーニングは講習を希望する方が多く、今年に入ってから印西クラックで高密度で実施してきましたので、私も素直も得意分野といっても良いかもしれません

一日目はあいにくの雨
私が担当しているサミットガイドは一日目に講習会を実施し二日目にそれを実際の岩場で再現してもらうということに計画変更しました 冷たい雨が降っているので講習会場は四季楽園の三階にしました
一方で道家さんが担当しているエキスパートガイドは雨をものともせず岩場で実施

二日目はほぼ快晴

2021年4月13日火曜日

「オンサイト祭り」のあとは砂田とレスキュートレーニング


ジャパンカップからの復旧が終わって供用が開始された印西市立松山下公園総合体育館のクライミングウォール
ガイドの仕事が重なって印西市フリークライミング協会の練習会に参加できずなかなか登る機会を得ることができませんでしたが、ようやく登ることができました
すでに2回ほど練習会に参加している幸子さんによると「易しいルートを作ってもらえて嬉しい!」ということでしたから、きっとフレンドリーなラインがあるのでしょう
9時スタートで「オンサイト祭り」が始まりました
4トライですべてオンサイト
今回ガバホールドをたくさん購入し、それらを設置したこともあって5.10台は登りやすいラインになっていました

2021年4月12日月曜日

公益社団法人東京都山岳連盟「ハイマウンテンスクール」夏の募集


私が担当する公益社団法人東京都山岳連盟「ハイマウンテンスクール」夏の募集が開始されました

6月に開校してZoomによる机上講習2回を経た上で
実技として
マスキ嵐沢、那須井戸沢でロープ結束とFixロープの通過の実技確認 10時間歩行の体験などを行い
8月に黒部川源流の美渓「赤木沢」を登ろうというものです

詳しくはこちらをご参照ください

2021年4月11日日曜日

懸垂下降トラブルからのレスキュー

 


印西クラックでレスキューの講習会をPart-1から4まで企画し、今日は最終回のPart-4を行いました いずれもクライミングで一般的に使用するギアだけで行うことを前提としたものです ですからマイクロトラクションもタイブロックも使用しません 使うのはカラビナとスリングのみ
さて、一般的なクライマーのほとんどはレスキュー技術を知らないということは、私の周りにいるクライマーを見ていても良くわかることです
懸垂下降トラブルからの自己脱出方法すら知らないと思います
せめて下降器に髪の毛、スリング、衣類などが巻き込まれたときに、そのトラブルを解決する方法を知っておくというのはルートクライミングを行うクライマーの必須科目でしょう

本日印西クラックに集合したクライマーは4名

2021年4月9日金曜日

花満開の季節を迎えた筑波山


Kさんとずいぶん前から筑波山を計画していた
一方で、花の筑波山を案内して欲しいというリクエストも多い
筑波山の一般的なガイドブックに紹介されているルートでは見ることのできないニリンソウの群落やキクザキイチゲの群生地を知り尽くしている私
今回は佐倉高3年A組の二人も加わって花の筑波山を満喫してきた

2021年4月7日水曜日

クライミングとマニュアルの作成

 

先週はリードジャパンカップで、昨日は八ヶ岳の大同心ルンゼ大滝を登っていたのに、今日は一変して印西クラック

1970年代後半から80年代前半にかけて日本登攀界を襲ったフリークライミングの大津波を真正面から受け、その事実から目を背けることなく取り組んだ結果こうなりました

今でもコンペを評して「あんなのはクライミングではない」という人がいますが、40年前も同じでした 40年前にはコンペはありませんでした(脚注1)がクライミング自体の技術的難度を追求するフリークライミングの大きな潮流に対して「あんなのは器械体操でクライミングではない」という人が多くいました
このような事情があったこともあり上田益孝や島田貞雄など志を同じくするメンバーと共に1989年に千葉県でフリークライミングコンペ(脚注2)を始めたのです

私の頭の中では200年前のモンブラン初登頂と先週のリードジャパンカップは歴史的必然性という糸で結ばれています

2021年4月6日火曜日

八ヶ岳でのんびりしてきました


ジャパンカップロスの感傷に浸るまもなく各種講習などが目白押しですが、平日にぽっかりと空いた隙間を利用して素直さんと、昨年同様に八ヶ岳でのんびりしてきました
大同心ルンゼ大滝は水量の多い滝と化しており氷も崩壊進行中でした
さすがにアイスクライミングシーズンは終了したようです
全くビビることなくリードする素直さんを見ていてアイスクライミングが上達したなぁ~と思いました
明日は摩利支天沢大滝を計画していましたが、大同心ルンゼ大滝がこのような様子ではとても登れるような状態ではないだろうと思い、一日早く下山することにしました

2021年4月4日日曜日

孫が懸垂下降Part2講習会の会場に来てくれました

 


昨日に続いて懸垂下降Part2講習会
今日は応用編ということで少々奥の深いメニューでした

1. ロープ切断時の対応
2. 岩角を利用した懸垂支点
3. ザックを背負っての懸垂下降
4. 細径ロープの懸垂下降
5. 懸垂下降時の空中での途中停止
6. ロープの絡み対策
7. 下降器を落としてしまった時の対応
8. 懸垂下降時の結び目の通過
9. 冬期緩傾斜の懸垂下降
10. 下降中にロープが次の懸垂ピンに届いていない場合の登り返し

昨日と同じように盛りだくさんで休憩もなしで取り組んでいましたところ窓ガラスをたたく音がします

2021年4月3日土曜日

懸垂下降講習パーフェクト版Part-1

 


3月7日に実施した懸垂下降の講習会ですが、懸垂下降ばかりを行ったにもかかわらず、いくつかの項目を残して夕方になってしまいました
例えば、懸垂下降での結び目の通過、カウンターラッペル、懸垂下降の登り返し・・・等々
懸垂下降で習得しておくべき項目は多岐に渡ることを考えるととても一日ではカバーできないと痛感しました
そこで、今日・明日の二日間をPart-1,Part-2として再度懸垂下降の講習会を開催することにしました
そして今日はPart-1