岐阜の村田が残雪量を確認するために6月14日に入り、
そして海の日の三連休となった7月19日から21日にかけて今年二回目となる現地捜索が実施された
今回の私たちの捜索目的は北鎌平のデポ品の有無の確認である
土橋は北鎌尾根のコース上の三箇所にデポをしており、これらデポ品を回収することが2013年8月の北鎌行の理由の一つであると周囲に漏らしていた
手がかりらしい手がかりが皆無の状態の中で、これらのデポ品の回収の有無が土橋の到達地点を間接的に指し示す可能性を持っている
デポ品設置場所と昨年までの確認状況は次の通りである
1.北鎌沢出合対岸---------9月5日村田、斎藤により「無」であることが確認された
手がかりらしい手がかりが皆無の状態の中で、これらのデポ品の回収の有無が土橋の到達地点を間接的に指し示す可能性を持っている
デポ品設置場所と昨年までの確認状況は次の通りである
1.北鎌沢出合対岸---------9月5日村田、斎藤により「無」であることが確認された
2.独標直登ルート終了点---10月14日賀来により発見回収済み
関係者で議論となったのは北鎌沢出合対岸のデポ品であった
沢に近い地点であったことから増水で流失した可能性を考慮したほうが良いのではないかというものだった
その後10月になって独標のデポ品が発見回収されるに至り、稜線から北鎌沢左俣側への転落がいよいよ無視できないものとなった
雪を前にしてリスキーな北鎌沢左俣の遡行が村田によって行われ、10月30日のヘリコプター捜索も左俣上空でホバーリング交えて重点的に捜索した
しかしながら痕跡すら発見することは出来なかった
デポ地点として最後に残った北鎌平
すでに独標のデポ品が発見回収されているので、北鎌平のデポ品の有無に意味があるとすれば、それは「土橋は少なくとも独標を越えていない」という仮説を補強するということだろう
手がかりらしき手がかりがない中で捜索範囲を絞り込むためには北鎌平を確認しておく必要があったのである
7月19日
事前の気象情報では三連休の天候は芳しいものではないと予測されていた
これから本格化する今年の捜索活動用の物資を荷上げするために上田、和田、三好をはじとして7名のメンバーが雨の中をババ平まで登ってくれた
7月20日
山岳同人一同心の宮崎と二人でババ平を未明に出発し、北鎌平でデポ品を発見回収した
幸いにも雨はほとんど降らなかった
7月21日
今回のミッションを果たし安堵の内に帰路に着いた
詳しい写真とレポートは下記のURLリンクを参照願いたい
2017年7月19日から21日北鎌平捜索活動の報告
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