昨日、土曜日は職場の親睦ハイキングを筑波山で行いました
20名の大所帯だったので、3班に分かれて御幸ヶ原で落ち合うというもので、本格的な登山の世界では「集中登山」と呼ばれる登山形式でした
職場では親睦ゴルフコンペというものが実施されますが、ゴルフをしない人も少なくありません。というよりも女子社員を含めなくてもゴルフをしない人が過半数というのが実態でしょう
参加できる人が限定されてしまうゴルフよりも、はるかに敷居が低く、多くの社員が気軽に参加できる親睦ハイキングというものがあっても良いのではないでしょうか
軽いハイキングであれば特別な装備は必要ありませんし、メタボなオジサンも日ごろの運動不足解消のきっかけになるかもしれません
金正恩、TPP、尖閣諸島、欧州通貨不安など日本を取り巻く環境は予断をゆるしませんが、そのような懸念をひと時忘れて、野鳥の声や梢を渡る風の音に耳を澄ませ、足元に咲いた山野草の小さな花弁や、まさに芽吹こうとしているブナの枝に目を凝らし、冷たくて清浄な大気を胸いっぱいに吸い込んでリフレッシュしようと出かけました
万葉の時代に歌垣がおこなわれたとも言われる御幸ヶ原
再来週にはクールビズが始まるという4月下旬のこの時期に、御幸ヶ原で小雪が舞ったのには驚かされた
さっそく湯を沸かし、アツアツの味噌汁で昼食
地元の年配のご婦人方のサークルであった
筑波山にふさわしい見事なパフォーマンスにあっけにとられてしばらく見入ってしまった
筑波山自然研究路を時計回りにたどる
標高800mを超えるこのあたりでは木々の芽吹きも一部に限られ、冬木立に近い
そんな斜面に早春の花であるカタクリがまだ咲き残っており、ときにはキクザキイチゲの可憐な花を見ることも出来た
足元にはあちらこちらで可愛らしいスミレが咲き乱れていた
つぼみのニリンソウも、天気が良ければいっせいに咲き始めていたことだろう
標高440m付近では森の木々が芽吹きの時期をむかえていた
こんな森の中で一夜を過ごしてみたいものだ
下山後は明野村元気館の温泉へ
あごまで湯につかり体の芯まであたたまり至福のうちに親睦ハイキングを終えることが出来た
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