クライミング禁止となった岩場は数知れない
私がルート開拓した岩場のいくつかも現在クライミング禁止となっている
開拓プロセスからみて私の最高傑作のひとつである日光外山の「脱腸」
「岩と雪」発表時は5.11ｂとしていたが5.11ｃが妥当だったろうと思う
その脱腸に触れることができなくなったのは悲しい限りだ
ここ古賀志でもクライミング禁止の危機があった
地権者との交渉や地元住民との交流を経て、なんとかクライミング禁止を回避してきた
その立役者の一人が谷川さんであることは自他ともに認めるところだろう
その谷川さんから城山西小学校「古賀志清掃登山」のサポートをお願いしたいという連絡が毎年5月にやってくる
いままで、何らかの用事があってお手伝いができず、心苦しい思いをしてきた
今日も17時から印西市主催のクライミング教室のサポートがあるので無理かなぁと思っていたが、清掃登山は13時頃には終了するという
であれば、印西に17時までに入ることが可能だと気づき谷川さんに参加表明のメールをしたのは5月9日のことだった
さて清掃登山だが小学生、教職員、父兄、サポートの地元の町内会住民、消防団、岳連関係者、古賀志クライミング関係者・・・数百名の人々が城山西小学校の校庭に集まった
年に一度の大イベント「城山西小学校 古賀志山清掃登山」が始まった
私たちの役目は小学生の安全確保のサポートだが、小学生の特に男の子には困ったものだ
転落の危険性のある岩場で声を嗄らすようにして注意を促してもふざけっこを止めない
来年から作戦を変更しよう
さて無事に12時半過ぎに終了
城山西小学校近くの公民館で地元の町内会の人々が手打ちそばをふるまってくれた
最高においしかった
13時半になって古賀志を出発し、17時から始まる印西市主催のクライミング教室サポートの為に道を急いだ
