「日大山岳部の元主将で現在日大山岳部コーチであり、日本山岳会(JAC)の冬山登山講習会で技術指導をしている賀来素直を補助講師にむかえて、冬の上高地小梨平に冬期用テントを張って、厳冬期北アルプスの稜線で通用するハードコア冬山幕営の基本を学ぶという企画です 大学山岳部にも硬軟レベル差がありますがガチの大学山岳部の冬山幕営生活技術から学ぶものは大きなものがあるでしょう」
というような意図でこの三連休に上高地へ行ってきました
2月だというのに入山日は雨 釜トンネル付近ではひと時雪模様だったが上高地へ向かっていくとかなり強い雨に変わりました
小梨平に到着したときはほとんどずぶぬれ
夜半から強烈な暴風になりました 気圧配置を見ると年に一度あるかないかという二つ玉低気圧が北上して猛烈に発達しています
ありがたいことに参加メンバーからサプライズのバースデーケーキのプレゼント
厳冬期の小梨平へケーキを運び上げた苦労を思うと涙ぐんでしまいました
二日目は暴風への対策に終始しました 天幕の一つがほぼ全壊しました
マスターテント(モンベルムーンライト7)を補強して、この中で机上講習を行いました
これは素直さんが8年間を過ごした日大山岳部のノウハウをドキュメント化したものを使って行われました
午後からは素直さんから私に講師をバトンタッチして雪上シート搬送の講習を行いました
夜になって風がおさまり、ほっとしました
三日目の最終日は快晴 かんじきを付けて梓川の右岸を歩いて下山しました
沢渡へ帰りついてから「竜島温泉せせらぎの湯」で温まり家路につきました
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