行楽を目的とした他県への移動は「関所破り」と呼ぶらしい
県境をまたいだ感染拡大を防ぐためにはわかりやすいメッセージだと理解できる
登山に関していえば事故が起こったときに行われるレスキュー活動を媒体とした感染拡大とレスキュー機能の麻痺の問題が焦点になっているようだ
ただし、社会的な正義を盾に科学的・合理的な根拠を抜きにした話には少し違和感を覚える
なんだか戦時中の雰囲気に相通じるものを感じるのは私だけであろうか
テレビでは近所の散歩なら推奨している
それで今日は幸子さんと西印旛沼の一周をしてきた
西印旛沼の一周はかつて私が幾度かの事故の後のリハビリに使っていたもので全長15kmほどもある
松葉杖を突きながら20m歩くのがやっとだった時期を乗り越えてチャレンジしたコースである
15kmだから歩行時間は正味3時間で休憩時間を含めると4時間で歩くのが普通だ
しかしながらリハビリの過程では10時間を要して途中で日が暮れたことも幾度かあったことを思い出す
天気予報では夏日が予報されている
午後から印旛沼へ向かった
途中のスーパーマーケットで弁当を買った
私はザルそばで幸子さんはカツ丼 それを印旛沼の湖畔で食べた
幸子さんが「少しカツ丼を食べない?」と言った
私は「太るから遠慮しておく」と応えたが、言ったあとで幸子さんを傷つけたように思って「少し食べるよ」といって一切れ分けてもらった
13時過ぎに印旛沼公園のふもとにある船戸大橋のたもとに車をとめて歩き始めた
さすがに15kmは遠かったけれど途中で湯を沸かしてコーヒーを飲んだりしてのんびり歩いた
空にはトンビが舞い、印旛沼にはカワウが休み、サギが羽根を広げて水田を渡り飛んでいた 蛙の泣き声も聞くことができた
田圃では田植えが真っ盛りで、童謡の「夏は来ぬ」の歌詞にあるような風景が広がっていた
17時に出発地点へ戻ることができた
充実した一日だった
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