赤木沢出合
都岳連プロガイド養成委員会の企画で久しぶりに赤木沢に行って来ました
山と渓谷2007年11月号の取材で上ノ廊下から赤木沢へ継続した時以来でしたからなんと15年ぶり この時は家族で登る三回目の上ノ廊下の一環として赤木沢を遡行した記事をグラビア5ページで特集していただきました
昨年も赤木沢を企画しましたが最悪の天候で、もし行ったら遭難間違いなし!という状況でしたので森吉山の桃洞沢に変更しました
しかしながら赤木沢へのリクエストは根強いものがあり、それで今年も再企画しました
最盛期の赤木沢は薬師沢小屋の予約がとても困難です
4月に予約を行い、更にレンタカー(大型ワンボックスカー)の手配などもあり事前準備が大変でした
ところが苦労して手配したにもかかわらず、直前になってコロナ禍等でキャンセルが相次ぎ、レンタカーの解約、山小屋への人数変更などで関係者に平謝りとなりました
結果として参加者はたったの2名となり、それにガイド2名ということになりました
参加者側から見れば豪華、主催者側の都岳連プロガイド養成委員会としては完全な赤字企画
委員長の私は財務的な責任も負っていますので頭が痛くなりました このコロナ禍で多くの事業者が同じような苦労をしているのではないでしょうか
素直ガイドは8月3日の夜行バスで日大山岳部ヘッドコーチとして日大山岳部の指導を行うために剱立山へ入っているので10日に下山してもらい「立山アルペン村」で合流予定です