2005年9月10日土曜日

台風14号と札幌出張

昨夜は遅くに札幌出張から帰宅した。
木曜日6:40ANAの一番機に搭乗する予定だったが、台風14号の北海道上陸が予想されたために、急遽水曜日のうちに札幌入りすることになった。
もちろん出張のしたくはまったくしていない。着替えもない。
どうしよう。
「パンツは裏返して穿けるけど、ワイシャツは裏返して着られないもんなー」と勤務先のみんなでゲラゲラ笑う。

18:50ANAを予約して、途中で羽田に戻る可能性のあることを承知の上で搭乗。出発自体も大幅に遅れたが、一時間半後の21時頃には千歳空港への着陸態勢に入った。
窓から千歳市街地の灯りが見え始め滑走路の上に到達したとき、横風を受けたのか機体が大きく左へと傾いた。主翼が滑走路に接触するのではないかと思うほどに傾いた。その瞬間にエンジンの出力が上がり急上昇を始めた。
そしてジェットコースターのような上下動が続く。体が浮きそうだ。
「当機は千歳空港への着陸を試みましたが、強風のため上空で待機します。シートベルトをしっかりとお締めください」
機内には重苦しい雰囲気に包まれた。

しばらくして
「当機は再度、千歳空港への着陸を試みます。シートベルトをしっかりとお締めください」とアナウンスがあった。
張り詰めた空気が流れ、ジェットエンジンのゴーゴーという響きが機内を満たした。
窓には激しい雨が線を描く。
機体が左右に激しく揺れる。
「シートベルトをしっかりとお締めください」というアナウンスが何度か繰り返される。
パイロットが風に抗しながら機体を立て直すために、微調整しているのが手に取るようにわかる。
そのようなやり取りの中でも突然座席から体が浮き上がる。
私の隣のおばさんが泣き始める。
そして着陸。
着陸後、乗客から拍手がおこった。
窓から外を見ると、台風による激しい雨と風で水しぶきが舞っている。
やれやれ。
その後の便が欠航となったことを札幌市内のタクシーの運転手から教えられた。

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