2012年11月24日土曜日

蛭ヶ岳 市原新道

蛭ヶ岳山頂直下の急坂を防護柵沿いに登る



三連休で、長女と山へ行くことを楽しみにしていたが、初日の23日は冷たい雨
仕事が溜まっていたこともあり休日出勤

「雨でも山へ行きたかったのに」と妻からクレームを受ける
うれしいやら、あきれるやら・・・

そこで土曜日は日帰りで蛭ヶ岳へ
蛭ヶ岳へダイレクトに突き上げる蛭ヶ尾根(市原新道)は2010年5月に妻と訪れたことがある。ブナの森の美しい尾根だった。
秋に訪れたら、どんな風情だろうか


今日は晴れると天気予報では報じていたが、あいにく天気は悪く、8時前に早戸川へ入ると小雨模様だった。車の中でしばらく待機していたが9時前に歩きだした。
けっこう濡れるので伝道の造林小屋で雨宿りをする

雷平へのアプローチでは渡河が二か所ある。最初の箇所には丸木橋があったが、二か所目のそれは流失しており靴を脱いでの渡渉があって冷たい思いをした

蛭ヶ平を過ぎると昨日の冷たい雨が、蛭ヶ岳では雪だったようだ
今シーズン初めての新雪を踏みしめながら登って行った


蛭ヶ尾根
背後の滝は雷滝




すっかり葉の落ちた林
晴れていれば気持ちの良い斜面だろう
2010年の5月に来た時に、ここで休憩したがヒルにやられたことを思い出した



蛭ヶ平周辺から山頂にかけて今年大規模な鹿の食害防護柵が設置された





蛭ヶ岳山荘


蛭ヶ尾根は地形図を読む習慣が身についていることが必須条件
ヒルがいなくなる晩秋の頃は落ち葉で覆われて、もともと薄い踏み跡がさらに判別しにくくなる
特に初見で蛭ヶ尾根を下降するのは容易ではない


アプローチに関する注意点
林道終点の伝道から雷平までの区間には要注意箇所が散在している。
最初の渡河地点の手前200mほどの区間は足を踏み外すと死亡事故になる危険地帯である
最近刊行された「東丹沢登山詳細図」の標記には不適切な記述がみられる。
1.最初の本流渡河地点の先で右岸をロープを利用してへつるように記述しているが、このへつりは危険。スギ林の中にしっかりした踏み跡があって、それを利用する方がよっぽど安全だ。この表記は危険へ誘導することになりかなりまずい。
2.二回目の渡渉で右岸に戻ってから、三回目の渡渉で左岸に戻るように記述されているが三回目の渡渉地点で渡渉せずに左岸の岩場を高巻くと、はっきりとした踏み跡に導かれる
3.雷平から右岸をたどり、途中で左岸へ渡渉するように記述されているが、2.で記述した左岸の踏み跡は雷滝の手前まで達している

東丹沢登山詳細図では蛭ヶ尾根を熟達者向けと記述している
私も地形図を読む習慣が身についている人向けだと思う
しかしながら、これだけ不適切な記述が続くと、東丹沢登山詳細図を作成するために調査をした人は、もしかすると熟達者ではなかったのかも知れないなどと思ったりする

東丹沢登山詳細図を参照しながら登るのは今回が初めてである
初回からこのような不適切箇所が幾つも散在しているということは東丹沢登山詳細図全体の信頼性に疑問を持たざるを得ない

特に1.で指摘した部分はかなり深刻だと思う

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