冬山合宿の偵察予備山行としての秋山合宿だ
昨日午後三時過ぎに上高地から沢渡へ下山したとのメールがあった
終電での帰宅になるので私はとても待てず、23時前に就寝
先ほど起床して玄関ホールへ行ってみると、100リットルの赤いガッシャーがあった
相変わらずバカデカく重い
息子は私と違って、どちらかというと大木さんタイプで写真をたくさん撮らない
それでもいち早く写真を見たいと思って雨蓋の中から防水カメラを引っ張り出してPCにダウンロード
たった36枚の写真に過ぎなかったが、そこには北アルプスの初冬の世界が広がっていた
10月末から今シーズン最初の本格的な冬型の気圧配置になって日本海側の山々では暴風雪になったはずだが、やはり槍穂高も冬に様変わりしていた
しばらくの間、初冬の北アルプスに思いをめぐらす
11月の北アルプスというと下旬、つまり上高地へのバスが運行停止になってから屏風岩を登りに行ったことがある
冬に屏風岩へ集中的に通ったことがあり、そのスタートとなる山行だった
沢渡から延々と歩いた 今で言うところの茶嵐から歩き始めるのである
現在の国道はトンネルで直線化されているけれど昔は、川沿いの道だったから歩く距離も長かった
横尾に到着するのはどうしても夕方になってしまう
冬期に積雪が深いと一日で横尾に到達できなかったことも再三で、徳沢で日没になったこともあるし、深い雪に阻まれ明神でやむなくビバークしたこともある
それでも横尾には営林署の冬期小屋があって天国のように感じたものだ
当時は小屋の中にダルマストーブがあってふんだんに薪も用意されていた
横尾付近の梓川は厳冬期でも凍結しないので、この水を大きなコッフェルにいれてダルマストーブにかけると、いつでもお湯が手に入った
今現在ではダルマストーブは撤去されたと聞く
そういえば今月末の勤労感謝の日の三連休には長女が「一緒に山へ行けるよ」と言っていた
どこへ行こうか
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