2012年12月4日火曜日

12月に入った北アルプスの稜線

唐松岳山頂から不帰をはさんで見る白馬岳方面


初冬合宿と称して八方尾根で雪訓や冬山幕営生活技術の訓練を終えて下山してきた息子の写真である
6月の穂高における初夏合宿に始まって、今年5回目の長期山行だった。登るための技術や安全を確保するための技術も大切な要素だが、長期山行では幕営生活技術の巧拙はパーティーのパフォーマンスに直結する。そしてパートナーシップの醸成もおろそかにできない。パーティー全体にかかわる事柄を処理してから個人の処理をするというような事柄は、山を始めた初期段階で叩き込まれる。
このような基本的な登山技術は社会人山岳会や大学山岳部や大学ワンゲル部を通じて教育され普及していく。


また、合宿中は個人的な行動は許されないので、写真を撮影することなどにも当然ながら制約があるはずだ。
風景写真など撮ろうとポジショニング中に雪庇を踏む抜くなどいつでも起こり得る話だし、パーティーとしてのパフォーマンスを高いレベルで維持するためにも持ち込む装備はたとえ個人装備であってもある程度コントロールされているはずだ。

もし世の中にコントロールされていないパーティーがいたとすれば、それはただの烏合の衆ではなかろうか。

そんな制約の中で息子は一週間ほどで10枚の写真を撮影していた
入山期間中は年間を通じて2.3度あるかないかというほどの寒気が流入しているとラジオで報じていたから概して天気は芳しくなかったと思う。

12月2日には稜線まで登ったようだ。唐松岳の山頂からの写真が一枚あったからだ。
良い天気だが、身の引き締まるような風景でもある。


妻は足が痛くて、勤務先まで車で通勤したという。
今週末も山は無理ではないか?と問うと「行かせてくれないつもりなの?」などという
怪我してんだから無理すると悪化するよといってはみたが・・・