2012年12月16日日曜日

荒れる筑波嶺

「筑波嶺の 峰より落つる みなの川 恋ぞつもりて 淵となりぬる」
筑波山は万葉の頃から知られた名山で、百人一首にあるこの歌はあまりにも有名である
そんな筑波山にこのようにして毎週のように登れることはありがたいことだと思う


昨日土曜日は、天候が芳しくなかったが、日曜日に総選挙の投票があることもあって、土曜日の内に済ませておいたほうが良かろうと、いつもの通り筑波山へ行った。午後から雨が予測されていたので筑波山一筆書きは今回も諦めた
とはいえ、ただ筑紫湖や蜜柑園から登るのでは面白くないので、地形図にある「遠西」からの古道をたどってみることにした

道は幅も広く、いにしえの石の道標
なかなか味のある道だったが、分岐点を間違え、薬王院の境内へ導かれてしまった


 薬王院の山門の奥には急な石段がある
かつてこの石段を登ったことはない
上部から下降するような形で薬王院の境内へ入ったので、石段の上の広場にたった
そこには三重塔や本殿があった
思いのほか立派な境内に少なからず驚いた
時間的な余裕があったので日本庭園をめぐり「つるぎやま」にも登った



朝方は薄日もさしていたが、10時過ぎにはガスに覆われ始め、やがて風が強くなり、荒れ模様となった
先週と同じように、冷たい風がこずえを鳴らす




こんな天候では、筑波山の山頂にも誰もいない
御幸ヶ原にも観光客の姿はなく、すぐに下山にかかる



自然研究路にある東屋で昼食とする

少し重いが、遊び心を大切にしたいと思って、今日は土鍋を担ぎ上げてきた
ナルト、エビのかき揚げ、白菜、ネギ、生卵
そして今日は柚子七味を持ってきた。柚子の香りがなんともいえない

アツアツの鍋焼きうどんで体も温まり12時過ぎに下降開始
13時過ぎに筑紫湖へ戻ると、雨粒が落ち始めた
見る間に路面が濡れていく



光農園のおばあちゃん
みかん栽培の北限として知られる筑波山の蜜柑は江戸時代からのものだという
スーパーマーケットで売られている一般的な蜜柑は水っぽいが、筑波山の蜜柑は味が濃い
それゆえ遠方からわざわざ買いに来る客で混雑する

蜜柑収穫のピークは11月で、ほとんどの蜜柑園は販売をすでに終了していた
雨の中、ようやく販売している蜜柑園をみつけ、購入した

そのあとはいつもの通り明野げんき館の温泉で体を温めて家路についた