2019年9月29日日曜日

三ツ峠 充実した内容だった都岳連クライミングスクール


都岳連のクライミングスクールの講師として三ツ峠に行ってきた
何時に何をしたかを書き留めておくと次回の参考になるので簡単に振り返ってみたい

■タイムテーブル
河口湖駅発の天下茶屋行きバスは9時5分
これに乗車するためには四街道駅の始発5:20では間に合わない
そこで、幸子さんに稲毛駅まで送ってもらった
自宅から稲毛駅までおおよそ20分なので4時40分に自宅を出た
稲毛発5:10の総武横須賀線快速に乗車
馬喰町で都営に乗り換え新宿着が6時5分 新宿から特急あずさ71号に乗車 数日前に「えきネット」で特急券を購入していたので指定席4号車12番Bに着座 富士急の改札口は甲府よりにあるので4号車からは遠くなる 10号車くらいが良かったかも
大月で富士急に乗り換えをしたが、特急あずさを利用したため、時間的に余裕があり荒井さんと駅蕎麦を食べた
河口湖ではあわただしく岩丸さんにチェックインを報告するだけでコンビニに立ち寄る時間なし
バスは満員で立ちっぱなし 三ツ峠登山口到着は10時少し前
林道終点のトイレ広場で全員が集まってスケジュール等の確認後、10時20分頃に歩き始めた
四季楽園到着は11時20分
16時半までに四季楽園に戻ってくるように大西さんから指示があった
12時過ぎから登攀開始
私一人で四人を担当し、しかもマルチを登ってくれという大西さんからのリクエストだったのでロープ操作が厄介だったが、ENSAの技術教本「Rope Techniques for Alpine Climbing」に掲載されている中間者の結びがシンプルで具合が良かった
今回は山行ではなくクライミングスクール=講習会なので参加者に学習したという実感を持ってもらうことが最終ゴールになる
もし登る能力を向上させるためのアドバイスがあるとすれば体脂肪率を10%前後に落として週に2日~3日のペースでボルダリングジムに通えば誰でもそこそこ登れるようになるだろう
従ってクライミングスクール1では5.10のピッチを登る必要はなく、それよりも安全管理の理屈を正しく理解し、体に覚え込ませることを優先したい
初日が終わった段階で担当した四人の参加者に何が足りず、何が必要かということが理解できたので、二日目の内容が見えてきた
二日目
四季楽園は6時に朝食
8時前に岩場へ向かって出発
昨日のうちに構想していた通りに準備を整え5サイクルを実施
具体的には一般ルートを登って、終了点から草溝終了点までロープ(50m)をフィックスし、草溝の右となりにあるハングを空中懸垂するというもの
ビレイポイントに到着してからセルフビレイをとるまでの一連の流れを反復練習し、更に懸垂下降の安全な手順と安定した動作を体に覚え込ませる
参加者の満足度は高かったようだ
14時40分に講習を終了し、荷物を整理して大急ぎで四季楽園まで戻る
四季楽園到着は15時03分
河口湖到着16時40分
東京駅20:03成田エクスプレスに乗車して四街道着20時43分
現役の頃に通勤で良く乗車していた成田エクスプレス ガイド山行の帰りにはこれからもこの列車を利用したい
四街道駅まで幸子さんに迎えに来てもらった

■衣類の状況
三ツ峠登山口から四季楽園までは高機能Tシャツ一枚で汗びっしょり
四季楽園でソフトシェルを羽織ったが、肌寒い一日だったので丁度良かった
二日目は気温が高くTシャツで快適

■今年はガイドの仕事が忙しくて都岳連のクライミングスクールへの手伝いがほとんどできなかった
現時点で、すでに来年2020年の秋までの計画がそろそろ固まりつつあるので、年明け早々に来年度のクライミングスクールのスケジュールが講師に対して事前の打診がされないと、来年もクライミングスクールの手伝いは難しいかもしれない



草溝ルートの終了点にある岩
崩落寸前なので早急な撤去が必要

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