2020年3月18日水曜日

ガイド技術を


ガイド技術は息子に対して、これまでにもエルキャピタンノーズや国内の山岳クライミングルートなどを登りながら断片的に説明したことはありましたが、順序だてて説明したことはなかったので説明することにしました
まずは理屈です
なぜこのようなシステムを使うのか?ということが理解できていないと、ただのモノマネになってしまい、少しでも条件が異なると処置できなくなります

講習場所は四街道市内にある「大土手山(おおどてやま)」
大土手山はルボン山とも呼ばれる歴史遺産で、小学生の頃によく遊びに行った場所です
山頂はベンチのある小さな広場になっており、支柱やフェンスがあって支点構築シミュレーションなどに最適な環境ですし、なにより展望がよろしい
四街道に住んでいる子供ならだれでも知っていると思っていましたが、息子はこの「大土手山」の存在を今日まで知らなかったようです

ロープのまとめ方から始まってショートロープや懸垂下降時のロープ回収、そしてショートロープからスタカットへの切り替えとその逆、あるいはトラバースのビレイなどを主にENSA(フランス国立スキー登山学校)教本やAGS-Jマニュアルを使って説明していきました
息子は日大山岳部のコーチを永く勤めておりエルキャピタンを登るくらいなのでロープの扱い方に対するスキルはハイレベルです すぐに理解したのは「さすが!」という感じでした

さて理屈が理解できた今後は無意識のうちに体が動くというレベルになるまで実際の岩場で「幸子さん」を相手にして繰り返しトレーニングを行うのが良いでしょう
このようなトレーニングに適した場所として我が家から一番近いのは筑波山ですね 山頂直下の登山道が好適な岩場になっています

※車は「パン屋ル・マタン」の駐車場ではなく、四街道市文化センターの無料駐車場を利用

その昔、深夜のトレーニングに使っていた階段は今も健在

「大土手山」の山頂パノラマ



イトーヨーカドーから見る「大土手山」


これはオマケ

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