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2022年12月12日月曜日

素直ガイド考案 「クライミング技術体系」


素直ガイドが考案した「クライミング技術体系」です

10年に渡って日大山岳部の後輩たちを指導育成してきた現ヘッドコーチの素直ガイドですが、指導育成効果を上げる為には最初に全体像を提示する必要があると考えたと言います
  • 全体像を知ることによりゴールが見える
  • 自分自身の現在地が解る
  • ゴールに至るために順序だてて何を学習すればよいのかを理解できる
というのです
大学山岳部4年間の入山日数600日という限られた日数で一人前の登山者に育成しなければならないという取り組みの一つなのでしょう
恐れ入りました

2022年11月25日金曜日

遭難防止講習会アンケート

遭難防止講習会で引用された長野県警YouTube大同心遭難事例

今日、お昼過ぎに昨夜の都岳連遭難対策委員会主催の「遭難防止講習会」のアンケート依頼が来ました
私は次のように回答しました

2022年11月23日水曜日

クライミング基礎講習Part-1


今日は勤労感謝の日
4時過ぎに目覚めると雨
簡単な朝食を私が作り、幸子さんと食べました
食後、近くに住む長女を職場まで送りとどけとんぼ返りで自宅に戻りました

今日は印西クラックの店番です
素直ガイドと二人で実施し、並行してクライミング基礎講習の予定です
9時に自宅を出発し9時半にBigHopに到着
印西クラックを解錠して電気掃除機をかけて10時にBigHopにお客様が入ってきます
するとすぐに体験クライミングのお客様が入ってきました

2022年11月22日火曜日

プロガイド養成マニュアル


数か月を要したプロガイド養成第6期用テキストですが、私が担当した部分だけを製本してみました
今回のテキストはガイドに必要な技術を要素化して解説しています
具体的に応用する部分の説明はしていません
この部分を加えることが次のテーマでしょう
現在172ページですから最終的には300ページ前後のボリュームになるかもしれません
2023年の第7期では新しいバージョンを製本化して配布したいものです

2022年11月21日月曜日

クライミング技術体系の作成


ガイドとして技術講習会だけで例年は年間30回以上開催しているけれども、今年はプロガイド養成の仕事で手一杯という感じで、ほとんど実施していませんでした
で、久しぶりにカリキュラムを作成して公開したところさっそく申し込みがありました

私たちの技術講習会は講習内容を講習後に振り返ることができるように実施内容についてのドキュメントを配布しています
過去のドキュメントの改訂作業をしようとして素直ガイドに立ち会ってもらったところ
改訂の前に「クライミング技術を体系化して講習参加者にもわかるようにした方が良い」との意見でした
確かに全体像を可視化すれば、

2022年10月28日金曜日

ようやく仕事に追いついたって感じかな?


去年2021年5月でした
素直ガイドと白馬岳主稜へガイドとして行った際に「廣川さんどうしているかな?」という軽い気持ちで信濃大町木崎湖畔にあるカイラスショップに立ち寄ったのがそもそもの始まりでした
そして都岳連プロガイド養成委員会の委員長を引き継いでおおよそ16ヶ月が経過しました
目指したのは「より質の高いガイド」を持続可能な形で育成していくための「仕組みを構築する」というものでした
そのような考え方からまず手掛けたのは「理屈で理解できることは最初に机上講習で教える」ということでした
その為のテキスト作成には準備期間を含めると1年を費やしました
今年の2月には道家さんや江崎さんに印西クラックまで来てもらい技術の検証なども行いましたし、技術検討会には坂口さんにも加わってもらい事前案を元にして修正が行われました
素直ガイドにもすべての検討会と検証会に協力してもらいました

一万人以上のメンバーで構成される公益社団法人東京都山岳連盟は人材も豊富です

2022年5月30日月曜日

論理的思考を重視した「学び舎」でありたい


昨日、三か月のトレーニングを共に過ごしたメンバーと北穂高岳に登ることができました
参加したメンバーが共通して言うのは
「他のスクールはやり方を教えてくれるだけだが、このスクールはその技術の背景にある理由や経緯も同時に説明してくれたので、とても良く理解することができた」
というものでした

教える側と学ぶ側
素直ガイドの説明に真剣に耳を傾けて学習しようとする学ぶ側のスキルと相まって学習効果が高まると思いますが、そういった意味で今回の参加メンバーの多くが学ぶスキルが高かったと思います
実技2でトレーニングした雪上歩行「キックステップ、スリーオクロック、ダイヤゴナル」やそして実技1と2で講習したショートロープにおけるクライアント側が理解しておくべきポイントなど・・・

2022年3月12日土曜日

大当たりだった足尾松木沢黒沢

黒沢F2

今年の冬は幾度も強い寒波に見舞われ、各地のアイスクライミングエリアは当たり年だったようです
昨年末から2月13日まで孫たちが我が家で暮らしていたので、今年の冬はどこへも行かず孫たちと遊んですごしました
2月13日に孫たちが南フランスのニースへ行ってからは寂しくなった我が家ですが、Lineを使って動画を送ってくれるのがとても嬉しくて、グーグルマップを参照しながらニースの中の撮影場所を想像したりしながら楽しんでいます

さて、孫たちがいなくなったので「ガイド&都岳連」のスケジュールをたくさん企画して公開しました
イースターの4月16日17日を除いて8月中旬までほとんどの土日が「ガイド&都岳連」のスケジュールとして公開用Googleカレンダーに書き込まれました
すぐに常連のみんなが申し込んでくれました
それで今日は素直ガイドと足尾に行ってきました
ここのところ4月に匹敵するような陽気が続いていて氷が融けているのではないかと心配でしたが、一昨日筑波山に残雪がたっぷり残っているのを見て、足尾の氷も大丈夫だと確信しました

2022年3月6日日曜日

孫がフランスへ行ってしまって過ごすジムの店番


フランスへ移住する娘家族を成田で見送ったのは2月13日でした
あれから気落ちしてしまってすっかり老け込んだ私と幸子さん(笑)

今日は都岳連プロガイド養成机上6として渋谷消防署で上級救命講習だが藤田さんにマネージャーをお願いして、私は印西クラックの店番
素直ガイドは7時06分の快速電車で渋谷消防署へ向かいました

今日は気温も下がって風も強くソフトシェルを羽織っても寒さを感じました
印西クラックの来場者も少ないものでした

暇つぶしにレスキューのマニュアル作成の為の検証作業を行いました

2021年10月17日日曜日

退却技術「フォロワーの救助とロワーダウンの結び目通過」


「退却技術」の二日目
今日のテーマはフォロワーのレスキューです
フォロワーのビレイはルベルソやATCのガイドモードで行うことが一般的です
もし、降ろすというのであればガイドモードからムンターに切り替える必要があります
この切り替えの為の技術もテキスト通りには実際は行かず、いくつかの配慮すべき箇所があって、これを知っていないとリカバリーが不可能な事態になるので、極めてナーバスなテクニックになります
さらに、カウンターラペルによるキャッチ同伴下降についても講習メニューに入れています

「生兵法は大怪我の基」と言える典型的なテクニックになりますので、それを考慮してオリジナルマニュアルの改訂を実施しました

2021年10月16日土曜日

退却技術「自己脱出とロープ登高」


今週末は印西クラックでレスキュー講習会
初日の土曜日のテーマは「自己脱出とロープ登高」
素直ガイドが提唱する「退却技術」の範疇に属する技術になります
今週月曜日に登った小川セレクションのアンダークリングのトラバースでフォールすると必要になる技術です
ロープ登高は使用する器具(フリクションヒッチを含む)とロープの相性が問題となります
そこで最初にビッグウォールクライミングで使われる空中でのロープ登高を学習してもらいました
ベストなギアを使って、「登高の原理」と「空中でのバランスのとり方」をまずは理解してもらうことにしました
原理を理解してもらってから、手持ちのギアで代替したやり方に切り替えていきます

2021年9月30日木曜日

防御技術・脱出技術・前進技術という考え方


「物事を理論的に整理して構造化した上で対応したい」
このようなことを心がけているという点では私も素直ガイドもとても良く似ています
むしろ登山技術に関しては素直ガイドの方が徹底しているかもしれません

そのような素直ガイドが日大山岳部コーチとしての永い指導経験を踏まえて以前から提唱しているのが、「自立した登山者」として安全な登山を行うために必要な登山技術を次の三つに分類して教えるというやり方です すなわち
1.防御技術
2.脱出技術
3.前進技術
それぞれを簡単に説明しますと

2021年7月10日土曜日

懸垂下降の講習会

1991年の夏にツェルマットからシャモニへの道中で日本登攀界の巨人「近藤邦彦」さんとご一緒したことがあります
数時間の道中では話が弾みました
奥鐘山西壁や今野和義さんのことも含めて様々な話をしたのですが、その中に懸垂下降失敗の話題がありました
近藤さんにして懸垂下降失敗の話は衝撃的な内容でした

もちろん、懸垂下降の失敗は死を意味するということはそれまでも十分に承知していましたが、「十分に注意する」とか「末端を結ぶ」程度の認識しかありませんでした
では、それを回避するための具体的な方法はどうするのか?

2021年6月19日土曜日

印西クラックでビレイ講習会


今日は印西クラックでビレイ講習会を行いました
きっかけは一通のメール
『印西ロッキーでボルダリングを親子でしたことがあるけれど、子供がリードクライミングをしたいというので、ビレイを教えてもらえないか?』
というものでした
開催することにしていつものメンバーにも声がけしたところ、Mさんが来てくれることになりました
私のビレイ講習会はビレイを25ステップに分解して、一つ一つの理屈を説明しながら講習していきます
形を真似するだけでは身につかないビレイの本質を理解できるのではないかと思います

2021年6月6日日曜日

待望の本が邦訳「クラック・クライミング」


ロクスノ92号によるとピート・ウィタカーの「クラック・クライミング」が邦訳され出版予定とのことです
素直さんと二人で翻訳することも検討中だった「クラック・クライミング」
市場規模が大きい小さいを抜きにしてこのような本を出版してくれる「山と渓谷社」に感謝です
1977年にダグ・スコットの「ビッグ・ウォール・クライミング」が出版されたときも狂喜して喜びましたが、今回も大喜びしました

2021年6月1日火曜日

ビレイについて考えながら登った一ノ倉沢


今日のお客様は元々はお二人の予定だったのですが、お一人がクライミングジムのリードで怪我をしてしまい直前に参加不可能となりました
日々精進している私のお客様らしい話ですが、怪我をしたというのは笑い話では済まされません
私はビレイ講習会を印西クラックで幾たびか開催していますが、参加者の多くが実際のフォールのビレイ経験に乏しく理論立てて学習したことがありません
ここであらためてビレイ技術習得の意味を確認したいと思います

ビレイ技術習得というとリードするクライマーの為の技術習得だと考えているかもしれませんが、そうではありません
ビレイヤーが正しいビレイをしているのかを判断するスキルを身に着けるための技術習得です
正しいビレイをしていないビレイヤーに対して指摘ができないこと自体が大きなリスクになります
正しいビレイを理解していればビレイヤーを選択することも可能になります
自分自身の身の安全を守るためにも正しいビレイ技術の習得は必須だと思います

2021年5月15日土曜日

ビレイ講習会


今日はビレイ講習会を印西クラックで行いました

恐らく見よう見まねでやっていると思われるビレイについて全25ステップに分けて詳細な説明と講習を行いました
どのようなビレイが理想的で、どのようなビレイが悪いのかについてはほぼ理解できたと思います
市販されている技術解説書についても間違っている箇所については指摘しています

2021年4月4日日曜日

孫が懸垂下降Part2講習会の会場に来てくれました

 


昨日に続いて懸垂下降Part2講習会
今日は応用編ということで少々奥の深いメニューでした

1. ロープ切断時の対応
2. 岩角を利用した懸垂支点
3. ザックを背負っての懸垂下降
4. 細径ロープの懸垂下降
5. 懸垂下降時の空中での途中停止
6. ロープの絡み対策
7. 下降器を落としてしまった時の対応
8. 懸垂下降時の結び目の通過
9. 冬期緩傾斜の懸垂下降
10. 下降中にロープが次の懸垂ピンに届いていない場合の登り返し

昨日と同じように盛りだくさんで休憩もなしで取り組んでいましたところ窓ガラスをたたく音がします

2021年4月3日土曜日

懸垂下降講習パーフェクト版Part-1

 


3月7日に実施した懸垂下降の講習会ですが、懸垂下降ばかりを行ったにもかかわらず、いくつかの項目を残して夕方になってしまいました
例えば、懸垂下降での結び目の通過、カウンターラッペル、懸垂下降の登り返し・・・等々
懸垂下降で習得しておくべき項目は多岐に渡ることを考えるととても一日ではカバーできないと痛感しました
そこで、今日・明日の二日間をPart-1,Part-2として再度懸垂下降の講習会を開催することにしました
そして今日はPart-1

2021年3月11日木曜日

東日本大震災10年の日は・・・


3月11日を間近に控えて、多くの人がなんだかそわそわしたのではなかろうか
あの日のことを思い出すし、その後の様々なことも
当時、私は勤務先のエックス線カメラ部署に所属していた
被災した私たちの胸部一般撮影用エックス線デジタルカメラが設置されているユーザーすなわち日赤病院を始めとする多くの医療施設の状況把握の為に、林さんと長島さんに出張してもらった
報告を受けた時に林さんから「精神的に参りそうになりました」との言葉があった
辛い思いをさせてしまって申し訳なかったと思うと同時に、現地の状況を間接的ではあるにせよ思い知った