今日は都岳連ハイマウンテンスクールの講習で鷹取山へ行ってきました
私や素直ガイドが講師をつとめる講習会なので、事前の準備に多くの時間を費やしました
形を真似するというのは大切なことですが、その形を行っている理由・理屈をきちんと説明して、講習生に理解してもらうような説明が欠かせません
理屈の理解ができていないで、形を真似することだけを講習生に強いても、腑に落ちないという状態で講習会が終了してしまいます
腑に落ちていないような理解では、ほんの少し前提条件が異なっただけで対応ができないのではないかと思います
今回の講習生の半数は過去に何らかの講習会経験者でしたが、動作の一つ一つに意味があるということを改めて認識したのではないでしょうか
次回の講習は雪上歩行ですが、これも漫然と雪面を登るというのではなく、クランポンの一歩一歩やアックスの扱い方にどのような意味があるのかということを理解してもらうというのが主眼になるでしょう
さて、
鷹取山へ向かう坂道で満開の桜並木を歩いたのはついこの間のことでしたが、閑静な住宅街の庭には藤の花が咲き乱れ、高台となっている鷹取山公園へ向かう坂道を登っていくとあたりはすでに初夏の風情でした