2022年4月6日水曜日

青春18きっぷの旅 土合山の家へ幸子さんと

 


「青春18きっぷ」を使って幸子さんと旅行に行きました
「面白そうだから行こう!」と決めたのは出発の一週間ほど前
それからはJRの乗り継ぎや宿の手配、そして目的地に到着するまでの昼食をどうするのか、などなどを、幸子さんと相談しながら決めていきます 同じ目的に向かって幸子さんとの共同作業することの楽しさは格別なものがあります
つまるところ青春18きっぷによる旅の醍醐味は全ての計画を自分たち自身で立案するというプロセスにあるように思います
つまり山登りにとても似ています

決まった計画は・・・
土合まで行って土合山の家に宿泊して美味しい料理を楽しみ、二日目にロープウェイを使って天神尾根を行けるところまで行こうというものです
夏には一ノ倉沢や湯檜曽川本谷などへたびたび幸子さんを連れてきていますが、雪のある時期には幸子さんを11年前に一度連れてきたことがあるだけです

4月5日
7時に自宅を出発して四街道駅まで歩いていきました
駅前の「なか卯」で朝食・・・これがまた激安でした「納豆朝定食ご飯ミニ290円」
7時48分発の普通列車に乗車してスタート
桜の時期に北上していく旅は季節が逆戻りしていくような景観を楽しむことができます
四街道の自宅周辺では桜は満開の盛りを過ぎて散り始めていますが、埼玉から群馬に入ると桜の満開を見ることができます さらに北上していくと桜はまだつぼみです
計画では昼食は高崎駅の「立ち食い蕎麦店」でラーメンを食べようというものです
しばらく前からJRホームの「立ち食い蕎麦店」ではラーメンを扱っておらず、いったん改札を出て西口の上信電鉄のホームまで行かないと食べることはできません しばらく探して時間がかかりましたが首尾よく食べることができました
 
高崎を出ると次の乗り換えは水上になります
水上駅前には土産物店しかなく明日の昼食調達は不可能なので、ここ高崎で買いました
高崎から水上まではおよそ1時間
30分の待ち合わせで長岡行きに乗車すると8分ほどで土合駅に到着しました
土合駅の地下ホームに初めて降り立ったのは1971年6月のことでしたし、初めて一ノ倉沢を登った時にもこのホームに立ちました
土合駅下り線ホームは地下にあり486段の階段を登りますが、社会人になってからは車で入山するようになりましたから本当に久しぶりです
土合山の家の大女将から「急用があり16時頃に来てもらえないか」という相談があったので暇つぶしに周辺を散策しました 半世紀以上も通っている谷川岳ですがこの季節に土合山の家周辺をゆっくり散策したことはありませんでしたから、春の息吹を体いっぱいに感じることもできましたし、新しい気づきがいくつもありました
16時半頃に土合山の家に入り、3号室でしばらくゆっくりしてから温泉につかり、お楽しみの夕食を頂戴しました


二週間ほど前に都岳連雪山教室の講師として土合山の家に宿泊した時にクラフトビールが美味しいと参加者が感想をもらしていたことを思い出し、2本注文しました
普段はアルコールをほとんど飲まない幸子さんも大満足でした
宿泊客は私たち以外には一人でした

4月6日
山へ行くと本当にぐっすり眠ることができます 適度な運動が快眠へといざなうのでしょう
朝食は7時

宿泊客が三人しかいないこともあってご主人にベースプラザまで送っていただきました
天神平までロープウェイで上がり、春の陽光が降り注ぐ雪面をゆっくり登っていきます
1,441mピークの先のギャップを前にして幸子さんをショートロープでビレイしながら歩きました 熊穴沢の避難小屋で大休止
今日はここまでにしましょう
下降途中でガイド仲間の浦山さんとすれ違うなどしながら天神平ロープウェイ駅に到着
ベースプラザに降り立ったのは13時40分
予定していた土合発15時34分にはかなり時間があるのでバスで水上まで行って、水上で散策しました
車で通う谷川岳なので水上駅に立ち寄ることはめったにありません 久しぶりに訪れる水上駅周辺の衰退ぶりには少々驚きました 特に水上温泉街は廃墟のようでした

15時53分の高崎行きに乗車しましたが途中でブレーキ故障があり30分遅れで高崎駅到着
弁当を買って上野行きに飛び乗って、東京駅からは快速エアポート成田空港行きのグリーン車に乗車し20時36分に四街道着
素直ガイドに車で迎えに来てもらいました

4月28日まで「愛郷ぐんまプロジェクト第4弾「宿泊キャンペーン」」が企画されておりコロナワクチン3回接種後15日以上を経過した人には宿泊費が5,000円割引になるということで、宿泊費は5,000円を切りました
また、水上町内で使える2,000円のクーポン券をいただきました

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