去年2021年5月でした
素直ガイドと白馬岳主稜へガイドとして行った際に「廣川さんどうしているかな?」という軽い気持ちで信濃大町木崎湖畔にあるカイラスショップに立ち寄ったのがそもそもの始まりでした
そして都岳連プロガイド養成委員会の委員長を引き継いでおおよそ16ヶ月が経過しました
目指したのは「より質の高いガイド」を持続可能な形で育成していくための「仕組みを構築する」というものでした
そのような考え方からまず手掛けたのは「理屈で理解できることは最初に机上講習で教える」ということでした
その為のテキスト作成には準備期間を含めると1年を費やしました
今年の2月には道家さんや江崎さんに印西クラックまで来てもらい技術の検証なども行いましたし、技術検討会には坂口さんにも加わってもらい事前案を元にして修正が行われました
素直ガイドにもすべての検討会と検証会に協力してもらいました
一人前の登山者として修得しておくべき自然保護、気象、地形図ナビゲーション、雪崩対策&捜索、登山医科学、テーピングは各専門委員会の専門家が対応し、ガイド特有の課題に関してはプロガイド養成委員会で対応するという計画で2022年第6期が9月1日にスタートしました
プロガイド養成委員会が担当する7章立てのテキストは今日6章までが校了しました 山場を越えた感があります
校了を終えた6章のテキストは131ページで、さっそくPDFに落として机上講習受講生に配信しました
安易な形で他の技術書から引用するのは極力避けて、オリジナルな見解をまじえると共に自前の写真によって構成されています
自然保護、気象、地形図ナビゲーション、雪崩対策&捜索、登山医科学、テーピングのテキストはすでに155ページありますので、合計では286ページとなります
これに第7章を加えると300ページを超えるテキストが完成することになります
本当は明日明後日の土日はゆっくり休みたいのですが、印西クラックの店番を担当してくれる方がいません 仕方がありません 二日間とも私が店番をするしかないようです
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