2021年9月14日火曜日

久しぶり、5回目の大同心正面壁

小同心の頭から見る大同心ドーム

本当に久しぶりに大同心正面壁を登りました
この壁を最初に登ったのは1977年10月で大木さんとでした
その後は冬に3回・・・冬のうちの1回はソロ
最後に登ったのは恐らく1992年2月だったか?
一方で素直ガイドは雪のない時期の八ヶ岳は来たことがないというので、久しぶりに親子プライベートで大同心正面壁から小同心クラックへの継続登攀を計画しました
企画段階ではプライベート山行でしたが、今週末一緒に屏風岩へ行く予定のYさんから登ってみたいとのリクエストをいただき、三人で行ってきました
もちろん車内ではマスク着用で会話ナシ、換気用のファンを回して中央高速を走りました

大同心正面壁雲稜ルートは昔とラインどりが少し変化していました
素直ガイドが全ピッチをリード
タドンのようなガバホールドを使うので印西市立体育館仕込みのインドアクライミングのムーブで登りたくなるのですが、それは危険です ランナウトの状態でいつホールドが崩落するかわからないからです 慎重に用心しながら静かに猫が歩くように登っていきます
それでもドームの頭に三人が揃ったのは登り始めてから三時間半後でした
三人パーティーとしては良好なタイムでした

雲稜ルートがあっけなく終わってしまったので、まだ陽も高く、ものすごく暇です
大同心正面壁雲稜ルート~小同心クラックの継続は美濃戸から日帰りできるレベルですが今回は大同心稜の稜上で高山気分を味わいながらビバークしました 久しぶりの高山でウィスキーをちびちび吞みながら幸せなひと時を過ごしました

翌日は小同心クラックを1時間で登り、大同心ルンゼから大同心稜を下降し、小淵沢スパティオで入浴して家路につきました

自宅に到着したのは16時半でした

今回、最もつらかったのは美濃戸から担ぎ上げた2リットル飲料水ペットボトル6本合計12リットルの運搬でした
そろそろ寒い時期でしたので使用したのは2本半 残りは下山時に捨てました
トホホのホ

柳川北沢には東邦航空のヘリが飛び交って荷下ろしをしているようでした
2013年の土橋さんの捜索で長野県警松本署の岸本さんと同乗した東邦航空のラマを思い出しました

雲稜ルートの取付き点はここ
9/13
  • 美濃戸 06:45
  • 赤岳鉱泉 09:28-46
  • 大同心稜2467m 10:48-11:12
  • 大同心取付き点 11:54-12:05
  • 大同心の頭(あたま) 15:20-46
  • ビバーク地 17:01
9/14
  • ビバーク地 06:13
  • 小同心クラック取付き点 07:19-32
  • 小同心の頭(あたま) 08:28-35
  • 横岳 08:42
  • 赤岳鉱泉 10:31-43
  • 美濃戸 12:14

0 件のコメント: