2021年12月22日水曜日

大同心はエビのしっぽで真っ白・・・

ドーム基部

今日は前夜発日帰りで素直ガイドと八ヶ岳へ行ってきました
昨日、午前中に素直ガイドとスタッドレスへのタイヤ交換を行いました ホイールナットを事前に少しだけゆるめてからジャッキアップすると安全性も高く、短時間で作業することができます
16時にYさんと合流し美濃戸口の八ヶ岳山荘到着は18時半
いつもなら道の駅小淵沢の駐車場に小さなテントを張って仮眠します ここにはすぐ近くにコンビニエンスストア「ローソン」があり、到着後の夕食と翌朝食に温かいコンビニ弁当を食べることが出るので、とても重宝しています
ガイド仲間の道家さんは美濃戸口の八ヶ岳山荘の仮眠室を使用しているようで、今回は私たちも八ヶ岳山荘の仮眠室を使ってみようと思ったのです
平成26年豪雪の時に素直ガイドは八ヶ岳山荘の藤森社長に大変お世話になったことがあります
八ヶ岳山荘の仮眠室利用についての作法等を備忘録として残しておきたいと思います
TEL0266-74-2728 事前予約しておくのが無難でしょう
1階にフリースペースが用意されており、24時間開いています トイレも暖房便座で24時間利用できます
フリースペースではコンロ台が用意されガスコンロを使用可能です
私たちはジェットボイルで湯を沸かしました
利用料金は一人1泊2,000円 別途駐車場料金が1台当たり1,000円
料金の支払い方法は所定の用紙に記入して用意された封筒にお金を入れて専用ポストに投函します
仮眠室は二段ベッドで暖房が効いており、毛布と布団と使い捨てシーツが用意されているので寒くはありませんでした
昨夜、チェックイン前に八ヶ岳山荘の駐車場でチェーンを装着しておいたので早朝に出発することができました
今年は冬の寒さが厳しいようで、すでに美濃戸口~美濃戸間の林道は一部で凍結していました 具体的には
  • 美濃戸口から柳沢への下りの坂道
  • 小松山荘への上り坂と小松山荘
  • 赤岳山荘間の急坂
これらの坂道は帰路で下りになった時にハンドルコントロールが難しいほどの凍結状態でした
赤岳山荘から赤岳鉱泉間はチェーンスパイクが有効です 数年前から使い始めたチェーンスパイクですが、疲れが少なくて済みます

赤岳鉱泉手前から見る稜線はかなり低い位置までガスにおおわれているので、赤岳鉱泉に入ってしばらく様子をみました
12本爪クランポンを装着して大同心稜を登っていくとやがてガスが切れて大同心や小同心が真っ白になって見え始めました 大同心を登る予定でしたが、多量のエビのしっぽが付着しており支点の掘り出しが必要な状態で予定時間内に登るのは困難な状況でしたので、大同心基部からショートロープに切り替えて大同心ルンゼの上部を経由して稜線にでました 強い風でよろけてしまうほどでした もし大同心を登っていたらドームで地獄を味わっただろうと素直ガイドと話しながら歩きました
硫黄岳山荘で風をよけるようにして少し休み、赤岩の頭経由で赤岳鉱泉へ下降
赤岳鉱泉の屋外でテルモスの湯を飲みながらパンをかじり、美濃戸に向かって下山しました

今回、新しいチェーンを用意しました
取付け、取り外しがとても楽でした

16時48分に諏訪南ICで中央高速に入り、18時33分高井戸 19時46分千葉北IC、20時に帰宅できました

12月22日
04:50 美濃戸口赤岳山荘駐車場
07:14 赤岳鉱泉 08:20
10:45 大同心基部 11:10
11:40 稜線
12:10 硫黄岳山荘 12:25
12:55 硫黄岳
13:10 赤岩の頭
14:08 赤岳鉱泉 14:27
15:44 美濃戸口赤岳山荘駐車場

美濃戸口の八ヶ岳山荘のフリースペース
ガスコンロ使用可というのはありがたいです

赤岳鉱泉でストーブに当たりながらレモネードで温まる

大同心

小同心

大同心基部でショートロープに切り替える

強い風の中を稜線をよろけながら歩く

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