2024年12月15日日曜日

ガイド養成実技2の二日目

懸垂下降の結び目の通過

今年の冬、最も冷え込んだ朝をむかえました
四街道の観測上の気温は-2℃ですが、市街地から少し離れた我が家ではもう少し低い気温だったのではないかと思います
昨年のヨセミテ・エルキャピタンでの右足首骨折の予後が悪く、ベッドから洗面所へ歩くのもつらい状態です
やりたい放題で皆さまへ御迷惑をかけてきた天罰ですな
パライソから土橋さんや木内さんが笑いながら見ていることでしょう

さて、ガイド養成実技2の二日目です
実施した主な項目は次の通りです
1.レスキューに必要な基礎的な要素技術
2.ロワーダウンにおける結び目の通過
3.懸垂下降における結び目の通過
4.カウンターラペルによる同伴下降
5.カラビナとスリングなど最低限のギアによる引き上げ
6.ロープ担架の作成
7.ショートロープ
8.安全性と効率を両立させるためのスタカットビレイの具体策
9.低体温症ラッピング
10.シート搬送
ロープ担架の作成についてはほとんどの参加者が10分以内で編み上げることができていました
自主練を重ねていたことが想定でき、とても嬉しく思いました

その昔、大竹さんの指導のもとに建部さんと自主練をしたことを思い出しました
大竹さん、建部さんに感謝です

ほとんどの参加者が10分以内で編み上げることができました
素晴らしい!



模範的なYさんによるカウンターラペルによる同伴救助下降

日高委員による低体温症ラッピングの指導
大量遭難の多くが低体温症によるものですから臨場感のある講習となりました

以下は昔の私の自主トレ写真です
大竹さん指導のもとで行われた懸垂下降レスキュー
上から大竹さん、私、建部さん

建部さんと私
懸垂下降でスタックしたクライアントのレスキューは高難度です

スリング一本での登り返しのコツがわかって建部さんと大笑い
その瞬間を幸子さんが撮影してくれました

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