2025年2月3日月曜日

情報量の少ない「山と高原地図」“三浦・房総”


整備された登山道の標準的なコースタイムを把握するために昭文社「山と高原地図」を参考にします
「山と高原地図」シリーズに“三浦・房総”が追加されたのは昨年三月でした
書店で簡単に中身をチェックしたところ情報量が少ないので購入しないで1年近くが経過しましたが、昨日BigHopの書店で買いました
帰宅してあらためて中身を見るとあらためて情報量の少なさを感じました

数年前に千葉岳連OB会の宴席で「山と高原地図」で房総の山を扱ってもらうように働きかけようか?という話題がありました 房総半島の山が網羅的に詳しく調査されたのは1973年の千葉国体の準備として千葉岳連が実施したものが最初だと思います 1972年に高校生だった私たちも駆り出されたことを記憶しています 1977年にはそれをまとめて「房総の山」として出版されました
もし、千葉岳連のメンバーが主体となって房総の登山地図を作ってくれたら内容の濃いものが出版されるだろうと期待しました

その後2019年9月「令和元年房総半島台風」により房総半島は甚大な被害を受け以降は千葉岳連、労山、日本山岳会千葉支部などの有志が協力して登山道の再生活動をしていることが話題になるばかりでした

「山と高原地図」“三浦・房総”の情報量の少なさの第一は対象となる山の少なさです
高宕山すらありません さらに取り上げられた山についても情報量がプアです
房総の山でも人気の伊予ヶ岳を例にすると2024年12月30日の私のジオグラフィカ(Geographica)のトラックログと比べてみると良くわかります
付属の解説冊子の伊予ヶ岳の記述には現在一般的になっている周回ルートの存在も一切触れられていません

ちなみに三浦半島に関しては情報量は豊富ですのでハイキングの事前調査資料として十分に価値のあるものとなっています

右中指の腱の痛みはやわらぎましたが、今日と明日の二日間はおとなしくしています

「山と高原地図」とジオグラフィカ(Geographica)トラックログ

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