クライミングジム「印西クラック」の運営を引き継いで、かれこれ一年が経過する
ジムは土日に来場者が集中し、ガイド業も土日がメインとなる
運営委員会のボランティアで運営している印西クラックなので、土日の店番確保すら困難な日々を続けている
そのような事情を考慮して土日はジムでガイド業の一環として講習会を行うということを試み始めたのは今年の1月頃からだった
一方で本来のガイド業ともいえる山岳地帯でのガイドは多くを平日に移動した
1つには熱心な運営委員会メンバーのサポートがある
ボランティアだからこそ、そこには一貫した信念というものがあるのだろう
「無償でもやる」というのは信念がなければなかなか難しい
そのようなメンバーが少なからずいて、印西クラックを支えてくれている
講習会もおおむね好評のようだ 講習会のカバー範囲を明確にして、それに対応したオリジナルマニュアルを用意し、それに基づいて実施しているので、講習会を終了した後に参加者各自が復習ができるようにしているからだろう
「このようなマニュアルを用意してくれるガイドは賀来さんだけだ」と参加者はいう
山岳地帯でのガイド業については平日に企画することにしたが、平日の方が都合が良いという人も多くはないけれど少なからずいて、企画の三割くらいは埋まるようになった
さてこの土日
印西クラックで開催したのは「トレッキングロープワークPart1」と「トレッキングロープワークPart2」
13ページにも及ぶマニュアルを用意して開催した
ロープの結束から支点構築、さらに簡易ハーネス・ロープフィックス・最小限の装備で行う安全確保方法など内容は広範囲になった
熱心な参加者ばかりだったから睡眠時間を削って作成したマニュアルが復習の指針になることだろう
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