1983年1月から1987年6月まで4年半の札幌支店勤務を経験しました
その間に幸子さんと知り合い、結婚し、長女が生まれました
山に関しては、小樽赤岩のクライミングを中心として冬はスキー三昧の日々を過ごしましたが、この間に沢と渓流釣りをおぼえたのも大きな収穫でした
そんな中で当然ながら北海道の山の勉強もしました
高緯度による気象条件の問題は当然ながら予測されたものでしたが、まったく新しい課題だったのがエキノコックスとヒグマでした
特にヒグマに関しては私が山登りを始めた1971年の山と渓谷7月号に前年に起こった日高での福岡大学ワンゲル部の事件が掲載されて大きな衝撃を受けていました
この為、ヒグマに関しては並々ならぬ準備をしました ライフル銃の免許を取得することも検討しました
当時入手できるヒグマに関しての書物としては「エゾヒグマ百科(被害・予防・生態・故事)」があり、これを元にして学習しました
「エゾヒグマ百科」には三毛別の事件も詳しく記述されておりました
そんなヒグマを題材としたNHKスペシャルが放送されるということで楽しみにしていたのですが、放映日だった昨夜は途中で眠りこけてしまいました
そこで今日、印西から帰ってきてからNHKプラスで視聴しました
OSO18(オソ・ジュウハチ)と名付けられた肉の味をおぼえたヒグマの物語でした
見終わったあと
2020年8月に上高地小梨平キャンプ場でテントを漁って宿泊者に大怪我を負わせ駆除された「善六(ぜんろく)」を思いました
素直ガイドが言うには上高地善六沢付近でよく見かけることから日大山岳部OBで日本山岳会会長の古野さんが親しみを持って善六と呼んでいたツキノワグマでした
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