2019年2月24日日曜日
今日は幸子さんと印西クラックリードウォールの店番でした
田村さんが個人資金で整備した印西BIGHOPの印西クラックリードウォール
クライミングを単なるスポーツとしてではなく、ジョンバーカーに象徴される生き方あるいは哲学というようなものを「クライミングの忘れてはならない文化」として継承していきたいとの思いが田村さんにはあるのだと思う
さて、現実の問題がある
これだけの施設を維持していくための経費は月間数十万円に及ぶと想像するが、それに見合うだけの収入がない
スポーツクライミング全盛の昨今なのでスポーツクライマーの来訪は期待薄ではなかろうか
それでは誰をターゲットにするのか?
無責任な外野のたわごとに過ぎませんが・・・
1.クラックを前面に打ち出しているのでヨセミテでのトラッドクライミングを目標としているクライマーが最初に思い浮かぶ・・・現在想定されているメインターゲットだと思います
2.もし、壁の途中にビレイステーションがあればマルチピッチのシミュレーションができるのでマルチピッチを目指すクライマーのトレーニング場所にもなる
3.ビレイステーションがあれば、そこから懸垂下降のトレーニングを行うことも可能になる
4.もちろんエイドのトレーニングも可能である
5.そう考えるとレスキューのトレーニングもできる
6.ペツルに代表されるような産業用ロープアクセスの講習会の場としても期待できる
上記のことはほとんどのクライミングウォールで対応していない
実際のところ習志野市立東部体育館では個人利用で独占的に借り上げている環境下であってもエイドトレーニングを行ったというだけでクレームが入ってしまう現状がある
いつかは一ノ倉沢を登ってみたい、憧れの屏風岩東壁に登ってみたい、エルキャピタンの荷上げトレーニングをしたい、レスキューの技術を身につけたい、産業用高所講習を行いたい
そのようなニーズは多いのではないだろうか
私はガイドなので少なくともこれらのことが許されるのであれば是非とも使いこなしたいと思っているし、仲間たちにも利用をすすめたいと思う
土日も含めて貸し切り可能であれば、利用価値は高くなるだろう