2020年1月19日日曜日

谷川岳で雪洞構築とツエルト搬送


この土日は都岳連のプロガイド養成委員会とマウンテンスクール合同の講師として谷川岳だったけれど、今年は雪が少ないので心配した
というのも初日の土曜日に雪洞を作って、その晩は雪洞に泊まるという予定にしていたからだ
水上を過ぎて湯檜曽に入ってもほとんど雪は見られず、絶望的かなぁと思ったが、土合山の家の庭に40cmほどの雪が積もっていた
これをかき集めて、二時間半を要して21基ほどのイグルーを作成した
マウンテンスクールの二十数名がこのイグルーに分散して宿泊し、ガイドトレーニングの二十名がツエルト泊、残りの五名は道家さんに伴われて西黒尾根を登ってツエルト泊
このほかに菅原さんが参加していた都岳連遭難対策委員会の研修や東京YCCの切嶋さんがリーダーとなってモンターニュのメンバーに雪山レスキュートレーニングなど、土合山の家の庭に泊まっているメンバーも含めて60名近くの都岳連関係者が集まったことになる
マウンテンスクールの中には昨年5月に穂高涸沢でご一緒したKさんの姿を見た時にはとてもうれしかった

そうこうしているといつも印西市松山下公園体育館のアリーナで一緒に登ったり、印西クラックジムの店番をしている松本さんに会った

ちょっと前に松本さんは土合山の家に泊まるというような話をしていたから、それが今日だったようだ
私のインドアクライミング仲間で本格的な登山をするのは彼女のほかには一人か二人いるだけだ だから彼女、彼らと冬山フィールドで会うというのには言い知れぬ喜びがある

翌日日曜日は、せっかく作った21基のイグルーを全部壊してから西黒尾根を登った
ホワイトアウト状況下と仮定してナビゲーションのトレーニングをしながら登り、12時頃からツエルト搬送のトレーニング
万事うまくいって14時15分にベースプラザに到着して終了
湯の陣で汗をながし(実際は汗は一滴もかいていなかったけれど・・・)チャーターされた大型バスで新宿へ向かった このような大型バスをチャーターしてトレーニング山行を実施できる都岳連のパワーには脱帽だ

ところで、ガイドトレーニングをしている最中にも、LINEの着信が何度もあった
幸子さんが孫会いたさに娘の家まで母と二人で泊りがけで押しかけ、その場で撮影した写真や動画をその都度送ってくるからだ
帰りのバスの中でこっそり観た

新宿には20時過ぎに到着した
早速、新宿駅近くの「黄金の蔵」で松元さんを囲んで道家さん江崎さんなど講師だけで懇親会 今夜も松元さんからは暖かいアドバイスを頂戴した

四街道駅に帰宅できたころには日付がかわっていたが千鳥足でスポルティバネパールエボを履いて歩くとゴム底が減るので幸子さんに四街道駅まで迎えに来てもらった
幸子さんありがとうございます




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