2022年6月30日木曜日

「むじな」の赤ちゃん

 先日の西丹沢の「むじな」の赤ちゃんの動画ですが、素直ガイドが可愛らしいアングルで撮影してインスタグラムにアップしていたので、掲載します

下の画像をクリックしてください Instagramが開きます


それ以外の動画もいくつか掲載します

2022年6月26日日曜日

大失態の印西クラックと梅雨明けかも・・・など


スケジュール管理はGoogleカレンダーを使っていますが、今日は大失態をしでかしてしまいました
印西クラックに予約が入っており、それに対して承諾の返信をしてGoogleカレンダーに記載していたにも関わらず、忘れていたのです
今朝、いつもの通り長女を職場まで車で送り、いったん帰宅してから「ロキソニン錠剤」を買い求めて市内の薬局を数軒に渡って訪ね歩いていました 第一類医薬品である「ロキソニン錠剤」は薬剤師の勤務時間内でなければ販売してもらえず、その為市内の薬局をあれこれ廻っていたのです
そうしたところ見知らぬ方からの電話
「予約していたけれど印西クラックが開いていない」
との電話でした
大急ぎで印西クラックに向かったとしても40分はかかります
「40分待ってください」とは言ったものの、予約していただいたクライマーを40分も待たせるわけにはいきません ロッキー印西店に電話して解錠を特別に手配してもらうことにしました
私の立場上、様々なカテゴリーのスケジュールを把握しておく必要があります
代表的なものを列挙しただけでも次のようなものがありますが一度にはチェックしきれません
  • プライベート
  • モンターニュ
  • ガイド
  • 都岳連運営関連
  • プロガイド養成委員会
  • ハイマウンテンスクール
  • 印西クラック
  • 印西市フリークライミング協会
結局、ガイドと都岳連関連が優先され、相対的に印西クラックのチェックがおろそかになっていたのかもしれません

ボンボン ピンクー あけてくわたい

 

昨日の西丹沢マスキ嵐沢に一緒に行ったメンバーのHさんには1歳のお子さんがいるという
先日のZoomでの講習会でもお子さんを寝かしつける最中の開催だったので、消灯しながらの参加とのことでした
我が家の子育てや、孫のことを重ね合わせてシアワセな話だと思い頬が緩んでしまいました

所帯を持つ前までは電車の中などで幼児が泣き叫んでいるのを見ると迷惑だなぁと思っていました
核家族化が進行し、親類一族の幼児との接触が少なくなったことが影響しているのかもしれません
幼児と過ごす生活が長期にわたると、他人の子供でも可愛らしく感じてくるのは不思議です

2022年6月25日土曜日

初夏の西丹沢で「むじな」

権現山1,138m山頂にて

梅雨明けになるかもしれないと天気予報が報じるような週末を迎えました

素直ガイドと私を含めて5人で訪れたのは西丹沢マスキ嵐沢
毎年、このシーズンになるとここを登ります
今のところヒルの被害にはあっていません

遡行内容は河原歩きが少なく手頃な滝が連続して遡行者を飽きさせることがありません
更に花崗岩に似た白色の岩におおわれた谷は曇り空でも明るく開放的な印象を与えてくれます 源頭部の詰めも不快さはまったくなく、快適な遡行を楽しめます

この沢は流域面積が狭く、左岸の権現山南西尾根へのエスケープも容易です

2022年6月19日日曜日

初夏の八ヶ岳


この小屋に初めて泊ったのは1977年のゴールデンウィークのこと
それから冬にこの谷にしばらくの間、通った
所帯を持ってからも子供たちを連れて幾度となく訪れ天狗尾根などを登ったりした

この土日は6人パーティーでこの小屋に行ってきた
2011年以来の訪問だった
土曜日5時半に自宅を出て、9時半に集合場所の駐車場に到着
春蝉の大合唱の中を10時過ぎから歩き始めて14時に小屋にたどり着いた
私は小屋番として残り、他のメンバーは素直ガイドと共に明日の偵察に出発
小屋の中にはブリキ製の時計型ストーブがあるけれど煙突が詰まっているようで小屋の中に多量の煙が充満することになり諦めて消火した
6人で楽しい夕餉のひと時を過ごした
メニューは先月の鬼石沢で好評だったハンバーグを用意して、あとはオニオンスープ
そして千葉県香取郡多古町の皇室献上米を炊き上げたふっくらご飯
 

食後、シュラフにくるまって静かに目を閉じると沢の音にかき消されながらもかすかに鵺(ヌエ)の鳴き声が聞こえてくる
しばらくして雨音に気がついたが、夜半にはドアの隙間から月明りが小屋内に差し込み始めた
月光が小屋全体を照らしているようだ

翌朝、3時半起床でインスタントラーメンを食べて4時40分出発
今回の山行のチーフリーダーである素直ガイドにすべてお任せして、私は小屋番として残った 小屋内部のゴミ拾いやら掃除などをしてからマットに横になって目をつむる
自然音しか聞こえない世界

2022年6月10日金曜日

ダン・ギブソンと幸子さんの腕時計

 



土曜日に膝をぶつけて、土日なんとか持ちこたえて下山はしたものの、運転している最中から痛みが激しくなった
それからというものトレーニングなども一切控えて、ロキソプロフェンテープを貼っておとなしくしていた
月曜日はプロガイド委員会の定例会議
火曜日は都岳連理事会と運営会議
などがあり、その為の資料作りなどで忙しかった
水曜日は幕張総合高校の阿部先生に用事があったので夕方、幕総に行って、その帰りにモンベル幕張店に立ち寄ってみた 玄人が期待するような道具はやはりヨシキスポーツに行かないと揃わないが一般的なものなら品揃えも豊富だ そしてここはいつも素敵なBGMが流れている
帰宅してからネットで調べてみたら「ダン・ギブソン」という人の曲らしい
それでAIスピーカーのアレクサに「ダン・ギブソンかけて」と言ったら、いつもは頓珍漢な曲を選んでくるアレクサだが「アマゾンミュージックからダン・ギブソンズ・ソリチュードの楽曲をシャッフル再生します」とか言って期待していた楽曲を流しはじめた
自然との調和を感じさせてくれ心地よい
そして今日もこれを一日中聴いている

今週末は土曜日は印西クラックで店番、日曜日はカトリック西千葉教会
来週は奥秩父
それから幸子さんの誕生日

2022年6月5日日曜日

マルチピッチ基礎講習 三ッ峠



「マルチピッチクライミングが初めての方やマルチピッチの基本を再確認したい方を対象にした企画です 今期、穂高や剣岳のマルチを希望されている方にお勧めいたします」
と案内した今回の企画
応募者が4名で全員が我が家の「アウトランダー」に同乗希望でした
そこでレンタカーを借りました 車種は「プリウスアルファ7人乗り」ですが一泊二日とは言え早朝出発夜帰着で予約としては四日間となりますのでトヨタレンタカーゴールドメンバーの私でも請求金額は33,000になります 全員で納得して出発!

6月4日
市川~八重洲~八王子とピックアップして三ッ峠登山口に到着
四季楽園に到着すると中村家の皆さんが大歓迎してくれました ありがとうございます
さっそく準備を整えて岩場へ

2022年6月3日金曜日

残雪の北穂高レポート


まるで事前のシナリオがあったかのようなドラマチックな山行でした

この山行は都岳連プロガイド養成委員会主催のハイマウンテンスクールの春山編として企画したもので、三か月間にわたるトレーニングを経て迎えた最終ゴール「残雪の北穂高」へ向かう計画です

まず、苦戦したのがガイドの確保でした
この季節の登下降は北穂沢になります
素直ガイドがヘッドコーチをしている日大山岳部員は北穂沢を走るようにして30分で涸沢迄下降するといいますが、一般的な登山者を引率する場合はショートロープでガイドレシオ3以下が無難でしょう
参加者は8名ですから素直ガイドと私の2名しかいませんのでもう一人必要です
心当たりのあるガイドに個別に打診しましたがNG
困り果てて都岳連ガイド向けの一斉同報用メーリングリストで「ヘルプ!」を送信したのが5月20日深夜でした 翌5月21日は小川山でガイド審査でしたから4時前に自宅を出発し双葉SAを過ぎる頃に青森にいる西川敏正ガイドから「お手伝い出来ますよ」との返信が入りました 安堵しました 首の皮一枚でつながった・・・という感じでした

5月26日
素直ガイドの運転で沢渡へ向かいました
集合場所は沢渡の宿 すでに西川さんは到着していてくつろいでいました

2022年6月2日木曜日

プロバンスからの便り


ニースからハガキが届きました
ニースは南フランスのコート・ダジュールにあるリゾート地として世界的にも有名です
孫たちの様子はほぼ毎日Lineの動画で送ってくれるので、成長の様子が手を取るようにわかり、毎日とても楽しみにしているます
幸子さんや素直ガイドとの会話もこの天使のような孫たちが話題になることも少なくありません
そんな時にいきなり届いたハガキ

2022年6月1日水曜日

印西クラック運営委員会メンバーの訃報


北穂高岳の登頂を終え、5月29日ゆっくりと涸沢ヒュッテで快晴の朝を迎えました
上高地から沢渡へ向かうバスに乗車し15分ほど経過した時、携帯電話が鳴りました
ディスプレイを見ると「内田さん」と表示されています
通話に出ると内田さんの声ではありませんでした
心の準備をしていましたから、声の主が内田さんではないことを知ったその瞬間にすべてを理解しました
抗がん剤の効果で元気になって3月までは一緒に印西クラックのビレイなどをしていました
通夜 5月31日 告別式 6月1日
この訃報を印西クラック運営委員会のメンバーと田村さんと目次さんに伝えました
目次さんは千葉県フリークライミング協会(CFA)のメーリングリストで一斉同報してくれました
それから「ミミナグサ」にも連絡をしました