2020年7月7日火曜日

UPS無停電電源装置と・・・



司馬遼太郎の「街道を行く」宇佐・中津の道によれば、およそ900年ほど前、湯屋弾正基信により「お鶴と市太郎」が人柱としてささげられたという哀しい伝説をもつ山国川
小学生の夏休みには「三口の堰」でいとこの湯屋三喜雄ちゃんと日がな一日遊び惚けた
湯屋は母の実家なので夏休みは一か月間に渡って湯屋で暮らしていたのである

その山国川は今のところ持ちこたえているようだが、梅雨前線は張り付いたままで動かない
一方で、千葉県の印旛郡市は激しく雲が流れるものの顕著な降雨を見ないで夕方を迎えた

今日は9時から印西市フリークライミング協会の練習会
朝、雲行きが少々怪しかったので幸子さんを職場まで車で送ってから8時過ぎに自宅を出発した
素直さんも連れて行きたかったがコロナ暫定運用中なので会員外は参加できないことになっている
今日集まったのは6名
あいにく砂田、岩崎、山口先輩が不参加だったのにはちょっぴり肩を落とした
湿度が高く、少しでも甘いホールドはぬめってしまうので、頻繁にチョークアップをしながら登った
11時まで遊んだが、高い湿度で体がべとべとするので、スマホのアプリでリビングのエアコンの設定温度を24℃に下げる送信をして家路につきました

帰宅するとUPSが到着していました
UPSと言っても岩崎や砂田にはチンプンカンプンだと思うので少し説明しましょう
UPSとはコンピュータに使われる無停電電源装置と呼ばれるものでバッテリーを積んでおり仮に停電になったとしても数分間交流出力を行うことができます

昨年は9月から10月の台風で千葉県は大規模な停電に見舞われました
この停電により使用していたパソコンが壊れてしまいました 5年ほど前にも同じような経験をしていました
ノートPCの場合はバッテリー駆動を併用しているので停電があっても落雷さえなければ何事も起こりません 私もノートPCを使用していたのですがバッテリーの劣化を懸念してバッテリーを外していたのです
それで、昨年買い替えたノートPCはバッテリーを装着したままで、停電も経験しましたが、問題なく動いています このままノートPCを使い続けるのであればUPSは不要なのです

ところがコロナ謹慎中に素直さんと「動画処理をやろう!」ということになりました
そのためには動画処理用の高速PCが必要で、それは多くの場合ノートPCではなくタワー型という代物になります
タワー型のPCは過去2台ほど使っていて、3台目となる今回は内蔵SSD+HDDに外付けの2TのSSDの構成 これが飛んだらシャレになりません
そこで無停電電源装置の導入に踏み切ったのです
勤務先の現役の頃、10年ほど部門のサーバー管理などもしていたのでUPSは必須でした
今回家庭でUPSを導入するにあたって問題となったのはPCの消費電力に対応するUPSをどのようにして選ぶか?ということでした
今回採用したタワー型PCはカスタマイズが原則なので、機器構成によって消費電力を計算するのが、まずもって困難でした
発注先に問い合わせたところ450Wとのことでしたが、かなり余裕をみた計算であることは容易に想像がつきました
そこで、消費電力計というものを最初に買い求めました
これを使ってタワー型PCを実際に動かして想定されるアプリケーションDaVinci Resolveで最も重い処理をした時の消費電力を計測したのです
結果はディスプレイや周辺機器の消費電力も合わせてMaxは250Wでした
これを元にして選択したUPSは「APC RS 550VA
IT関連の仕事から離れてすでに15年になるので、最近の動向については浦島太郎ですがAPCは15年前にサーバー室で使用していました

UPSの導入により一応、動画処理の環境は整いました
良質な映像を作るためにはまだまだ勉強しなければならないことがたくさんあります
しばらく素直さんと取り組んでいきたいと思います

ちなみにYouTuberになろうとしているのではありません
YouTubeの世界は血で血を洗うレッドオーシャンですからね


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