「他人を助ける尊い心（人間愛）が応急手当の原点」に納得

都岳連が認定するガイドは「上級救命技能認定」されていることが必要ですが、有効期限は3年で、3年ごとに更新研修を受講する必要があります

今年度の更新講習は7月2日と7月9日の2回に分けて都岳連ガイド専用として渋谷消防署にお願いして実施しました

テキストの冒頭に

「他人を救おうとする社会が自分を救う」

「他人を助ける尊い心（人間愛）が応急手当の原点」

との説明がありました

「上級救命技能認定」は、ともするとAED操作と心肺蘇生がクローズアップされがちですが、ガイドにとっても実用的な内容があり有意義な更新講習でした

都岳連ガイド専用の更新講習会でしたからそれなりにご配慮いただいたのかもしれません

・心肺蘇生

・止血

・骨折、捻挫時の対応

・搬送

などはいつでも使う可能性があるものです

都岳連ガイド養成では

・登山医科学（運動生理学・熱中症・低体温症・凍傷・テーピング）

を東京大学で教鞭をとる日高ガイドに講師をお願いしています

先週の那須井戸沢で「右足関節外果骨折」した受講生に対してテーピングによる応急処置ができたのもこの講習があればこそでした

都岳連ガイド養成委員会ではこのほかに毎年15講座を都岳連認定の全ガイドに公開しています

お膳立てをしていただいた藤田さん

ありがとうございました

更新講習が終わってから渋谷の街をぶらぶらしました

ミナミスポーツの跡地を捜しましたがはっきりとはわかりませんでした

1970年代、学生の私は680円のボナッティカラビナが買えなくてミナミスポーツオリジナルの350円のカラビナを買いに来たものです

渋谷のスクランブル交差点

マスクをしている人はもうほとんどいませんでした

帰りがけに錦糸町駅ホームにある「いろり庵」で昼食を摂りました

冷製かき揚げそば550円也

美味くもなし、不味くもなし