2025年1月7日火曜日

房総の伝説 百名山ハンターへのアドバイス


一週間前の正月元旦に初登山として房総の高宕山へ登りました
高宕山の山頂には鉄釜がありますがそのことをフェイスブックで紹介したところ廣川さんから「何のための釜ですか?」というような質問がありました

ネット上の情報では源頼朝の釜で雨乞いに使われているということでしたが、出典は不明です
房総の伝説の研究者による出典が望まれるので、「房総の伝説(1976年刊)」という本を注文していましたが、本日到着しました

角川書店による「日本の伝説 全6巻」の内の1巻で著者は高橋在久、荒川法勝による共著 高橋在久氏は千葉県立上総博物館や千葉県立美術館館長などを歴任された「房総の文化」についての研究者です

このように高宕山という一つの山を春夏秋冬あるいは自然観察や歴史など多面的に深く知ることが可能です
百名山ハンターのように山は単に山頂に立つということで終わらせるだけではもったいないと思うのです
一つの山を角度を変えて深く知るというアプローチに気づくことができると「山靴で踏みしめる土の感触」や「木立を流れる風の匂い」を通して山登りは無限の可能性を持っていることに気づかされます





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