2025年1月25日土曜日

三浦三良山 鎌倉古道を歩く


今日は鎌倉古道から房州アルプスへと周回する予定で自宅を出発
ところが出発してすぐに車のフロントガラスに雨粒が落ちてきました
天気予報では午後から晴れるとのことだったので高速道路をそのまま走りました

鎌倉古道の出発点は梨沢 梨沢は沢登りの対象として幾度も登ったことがあり、真冬の積雪状態ですら登ったほどに通い込んだ沢です 2019年の台風で荒れた梨沢はその後死亡事故があったと梨沢公民館に掲示されていました
房総の山は地形が複雑で、岩盤が泥岩なので深く浸食して断崖絶壁を形作っており非常に危険な山域です
稜線を歩いていても左右が切れ落ちたナイフリッジを形成している箇所が随所にあります
沢の場合はこれが罠になっており、難所で高巻くと断崖の上にみちびかれがちです

梨沢公民館に車をとめて鎌倉古道に取付きました トレーニングとして登っているのでザックの重さは22kgです
2019年の台風による倒木の処理は完了しており、道は整備されていました
梨沢大塚山を経て、三浦三良山に到着
三浦三良は「みうらさぶろう」と読むことを今回初めて知りました
三浦三良山からすぐ林道に出ます この林道を歩いていると雨が激しくなりました
ザックから水滴が落ちるほどの雨が続き、やがて雹が降り始めました
気温は低く手袋をしているのですが冷たくて仕方がありません
こんな時には鍋焼きうどんが最高のご馳走になるのですが、鍋焼きうどんをゆっくり楽しむことが不可能なほどの雨模様です

内台十字路から房州アルプスに接続しているのですが、冷たい雨の中でこれ以上稜線を歩くのは楽しくないので、ここから内台集落方面へ下降し生駒に出ることにしました
しばらく下ると観音堂があって、その軒下をお借りして鍋焼きうどんを作って食べました
手は冷たく凍えて箸を持つことにも難儀するような状態でした
30分ほど休ませていただきお賽銭を入れて観音様に感謝しました

ここからの舗装路が長かった
県道に出てからも更に長くてうんざりです 雨はますます強くなって雹も落ち始めました
やがて梨沢へ向かう林道の入口まで達したところで木蔭があったので、幸子さんにここで待っているように言って、私一人で梨沢公民館の車の回収に向かいました
大急ぎで歩いたのですが1時間かかりました

天気が良い日に再訪したいと思いました

ジオグラフィカによるトラックログ


梨沢公民館を出発すると間もなく鎌倉古道へ入ります
しばらく田んぼのあぜ道をたどります

所々でナイフリッジがあって危険個所となっていますが、それ以外はこのような道です

梨沢大塚山の山頂です

数年前の千葉岳連OB会の飲み会で“千葉岳連”・“労山”・“日本山岳会”などと協力して房総の登山道の倒木整理をしているという話がありました

稜線では倒木処理が完了していました

鍋焼きうどん

お賽銭を入れて感謝

お世話になった観音堂

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