2015年6月21日日曜日

可愛らしい訪問者をむかえた錦糸町

クライミングモンスター町谷君が錦糸町へやってくるというので、朝からそわそわ、わくわく
彼とは勤務先が同じとはいえ会社の規模が大きいので、すれ違うことすら滅多にない
大昔には同じ組織に所属していたからいつでも山の話をすることができたのに、今はそれもかなわない
山中毒の私とクライミングモンスターが偶然同じ組織に所属していたという幸せな数年間だった

四街道駅09時01分発の電車に乗車すると錦糸町のジムへ到着するのは10時05分
いつもの通り1階のリード壁の前に荷物を置き、着替えの為に2階へ行くと町谷君が仕度をしているところだった

そして紹介されたのが町谷君の長男「こうきクン」
小学校三年生
ジムのさまざまなことに興味があるようで、むちゃくちゃ可愛い
今日はすべてを「こうきクン」に捧げようと思ったのは言うまでもない

アルパインガイドオフィス「賀来さんちの山」 公開


ガイド業を始めるに当たって専用のサイトを作り、公開した
WEBオーサリングツールを使って作ると更新が面倒なのでBloggerで出来ないかと思って、やってみたところ、そこそこの体裁のものが出来上がった
一見したところBlogベースだとは思えない仕上がりではないかと自画自賛している

もっとよい方法があるのかもしれないが、ひとまずはこれでスタートしようと思う

コンテンツは
ホーム、AGS-J認定ガイド、ガイドレシオ、ガイドプラン、費用、カレンダー、山へのいざない、リンクの八つ
最重要のガイドプランはあえて登攀的要素をひかえて、山の遊び方を訴求するような構成でまとめた
これで今年度は様子を見たい

アルパインガイドオフィス「賀来さんちの山」

2015年6月20日土曜日

久しぶりの沢歩き

美しい苔が見所の一つかもしれない

妻にせがまれて二年ぶりに沢歩きをした
選らんだのは通いなれた西丹沢中川川の鬼石沢(大滝沢)

5時過ぎに自宅を出発
渋滞もなく8時に西丹沢自然教室で入山届けを出して、大滝橋から林道へ入る
林道は少々荒れていたが、いつもの通り峰山橋先の取水口の広場に車をとめて歩き出した

緑におおわれた広葉樹林の森を沢の音を聞きながらゆっくりと歩いていく
一軒屋避難小屋で沢仕度を整えて入渓

F3は水流の右側を登る
ハーケンがところどころに打ってあり三箇所ランナーを取ることが出来る
水量が少なかったので濡れずに登ることが出来た
大滝沢のありがたいところは林業用の杣道が沢沿いに交錯しており、これを利用して苦もなく進むことが出来ることだ
この杣道を利用すればF2F3も迂回することが出来る

しばらく登ると鬼石
ここは岩のトンネルを登るところが面白い

2015年6月19日金曜日

30回の失敗

梅雨らしい一日だった
一日中、雨が降ったり止んだりしていた
気温は低かったが湿度が高かった
錦糸町へ向かうときもさほど強い雨ではなかったが傘をさした

事務所を出て御茶ノ水駅へ向かっていると島田教授からメール
「ジム到着予定は18時10分」
「私は今御茶ノ水駅、到着は18時15分過ぎになりそうです」
このようなやりとりがあった

最近は常連とも相互にビレイしあっているので必ずしも島田さんがいなければクライミングができないわけではないが、島田さんとは歳も近くジムの仲間の中でも特別な存在である
恐らく島田さんもそのように思ってくれているにちがいない

2015年6月18日木曜日

第一回 AGS-J企画広報委員会

2015年度にあたりリフレッシュしたAGS-J企画広報委員会の第一回会合が行われた
テーマは「ネット環境」の活用である
企画広報委員会の活動は基本的にはボランティア活動だ
だが私利私欲から離れた視点で行われる活動は時に素晴らしい成果を生む
営利目的のプロジェクトを上回る可能性がある
そして集まったのは3人
最高学府の研究者とネットアプリ開発者、そしてガイドにしてオラクルマスターの私という組み合わせは、一般企業でも一千万円程度の予算では実現が難しいトリオだと思う
今夜の会合場所は超多忙な最高学府のメンバーをおもんばかって赤門近くの本郷サイゼリアで実施

2015年6月17日水曜日

モンベル渋谷店 AGS-J机上講習会

モンベル渋谷店を会場にして実施されたAGS-J登山学校の机上講習会に立ち会った
私が実技講師を務める今月末の両神山と来月の槍ヶ岳に参加される方々と事前に顔合わせをしようと思ったのである
モンベル渋谷店はしゃれたつくりの6階建て
1階から4階までが店舗で5階がイベントスペース、6階が事務所になっているようだ
この講習会は無料で、広く一般に公開されている。雨模様にもかかわらず熱心な方々が集まった

2015年6月16日火曜日

錦糸町

高曇りの一日だった
湿度が高く蒸し暑く感じた東京

今日、火曜日は錦糸町へ行けるが、明日水曜日はモンベル渋谷店でのAGS-J登山教室に立ち会うので錦糸町を訪れることはかなわない

一方で島田教授は明日水曜日は錦糸町へ行くことができるが、今夜はかなり困難ということだった
それを無理してもらって錦糸町へ来てもらったというのが正直なところだった
ウォームアップの一本を登っているところで島田さんが到着
再会を喜び合う

2015年6月15日月曜日

6月15日新しい写真機

自宅から四街道駅までの1.5kmの道すがらに幾多の花が咲いている
その花々にレンズを向けて一瞬を切り取る
うまくいくことはめったにないが、今朝はミツバチが花にとまる一瞬を捕らえることが出来た

午前中は品川に出勤して昼過ぎに湯島のオフィスへ到着すると先週金曜日に注文したカメラがデスクに届いていた PowerShot G16
先月購入したPowerShot S120は、コンパクトデジカメの更新としては2008年以来で7年ぶりだった
一ヶ月ほど使ってみて、この7年間の進化に驚いた

2015年6月14日日曜日

AGS-Jの研修

日本アルパインガイド協会会員のレベルを維持あるいは向上させるための研修がたびたび開催される
今回はレスキューのそれだった
四季楽園に一泊し13名の参加を得て実施された
研修最後のレビューで建部さんが指摘していたロープ径の傾細化への対応は中心メンバーで試行錯誤が必要だろう
ロープ径が9mmから8.1mmに細くなることによるレスキュー分野における影響は無視できないものがあるように思う
景色が変わると表現してもよいかもしれない

これらを含めて建部さんが言うように最低でも年四回のレスキュー研修を行わないとテクニックを忘れてしまう

2015年6月12日金曜日

錦糸町

雨模様の出勤となった今日
気温はさほど高いわけではないが湿度が高い

今日G16を注文した
望遠端がF2.8というのは魅力的

さて、今夜の錦糸町
明日は3時起床4時出発予定なので本来であれば職場から直接帰宅して準備を整えた上で就寝すべきだろう

6月11日通勤途上の花々、ふるさと大分県中津八面山の話題

通勤途上で目に付いた花を撮影してみた
目だつのはアジサイだけれど露草や南天などさまざまな花が咲いている

夜はAGS-Jの理事会
理事会後、代々木のオリンピックセンターの近くで軽い飲食
その席でトシエさんから大分県のクライミングの話がでた
大分といえば私の故郷だが、いったいどこだろう?
と話をさらに聞くとまさに故郷の山「八面山」だった
かねてよりボルダーとルートがあることは知っていた
ボルダーは登りにいったことがあるが、ルートはなかった
そのルートがスポーツルートでなかなか良かったという

ルートなら一人では登れない
息子と帰省することがあれば行ってみたい

2015年6月10日水曜日

今夜もリード薄かぶり壁左は人が絶えなかった

今週6月8日になって梅雨入りが宣言された関東地方だが、東京は晴れて気温も上がって日差しも強かった
明日のAGS-J理事会用ドキュメントを作らなければならないので、本当はジムを控えた方がよいのだが、少しだけ・・・と思って錦糸町のジムへ向かう
到着してみるとAさんがいらっしゃる。ウォームアップにリード薄かぶり壁左の緑を登る
グレードの適正化はフラッシュやオンサイトへの動機を高めてくれると思う

6月9日錦糸町 リード薄かぶり壁左ラインのホールド替え

今日は少し早めにジムへ入ることができたので、みんながやってくるまでリード壁の前に寝転んでiPhoneをいじっていた
そうしたところ登っているクライマーに見覚えがある
気がついてみると成田市在住のSさんご夫妻だった
Sさんには二ヶ月ほど前にビレイをお願いしておりビレイは万全であることを知っていた
これは、すなわちビレイ環境が整ったことを意味していた
さっそく1本登り、長いレストに入るべく寝転ぶ

今日の最大イベントはリード薄かぶり壁左ラインのホールド替え初日ということだろう
つまりオンサイトのお楽しみにみんなが群がる初日ということだ
やがて常連の主要メンバーがやってきてそれぞれオンサイトを楽しんだ
ホールド変更前の諸ルートが辛目のグレーディングだったので今回のホールド替えでは適正なグレーディングに修正したという

2015年6月8日月曜日

幸せな一夜

職場の仲間が私がAGS-Jガイドに認定されたことを祝う会を催してくれた
ありがたいことである

ガイド資格を目指すにあたって最初に始めたのは体つくりだった
少なくとも30歳代の登攀能力に一歩でも近づけなければお話にならない
それで職場の仲間とのランチも私だけが別メニューという日々
この貧相な昼食につきあってくれたのは千葉さんと恵海さんだった
その上で朝は錦糸町で途中下車して5.5kmを徒歩で通勤し昼休みには3kmをさらに歩き一日の歩行距離が10kmという生活を毎日続けた
さらに毎晩のごとく錦糸町のジムでクライミング
結果として体重は17kg減少し、手のひらは角質化した
しかしながら30歳代の登攀能力の40%程度までの復活にとどまっているというのが現状だ

2015年6月7日日曜日

両神山と二子山

日々都内のジムクライミングで過ごす私
クライミング能力は確かに復活しつつあるけれど、最近は土日すらジム通いで山にはまったくと言っていいほど行けていない
久しぶりに、この週末は妻と一泊二日の日程で両神山と二子山を登りにいった

木漏れ日の降り注ぐ山道に響くヒグラシの大合唱
稜線を吹き渡る風
腐植土におおわれた道を踏みしめるときに感じる靴底の感触と匂い
岩を握った時の冷たさ、あるいは熱さ
高みへとぐいぐい登っていく爽快感

それぞれを十分に堪能して二日間を過ごすことが出来た

2015年6月5日金曜日

錦糸町は肌寒かった

御茶ノ水橋のたもとに琵琶の木があって6月になると毎年実をつける
今年も実をつけた
毎年繰り返される季節の移ろいをかみ締める

今日は昼ころから曇り空になり夕方17時ころからシトシトと降り始めた
ビニール傘をかざしながら錦糸町のジムへ向かった
島田さんもまもなく到着した
ひたすら淡々と登る
気温が低く寒い

2015年6月4日木曜日

ヒコサンの訃報


数万人の従業員を抱える勤務先の企業グループでは社員とその家族の訃報が全社員に日々通知される 創業者が掲げた「新家族主義の考え方」が今も受け継がれている証だろう

社員親族の訃報と社員の訃報は区別されて通知されるが、膨大な数のメールの中に埋もれてしまった「とある訃報」を今日夕方知った
5月31日に奥穂高岳で滑落死した社員がいると千葉さんからの情報がきっかけだった

告別式は本日11時30分からで、すでに終わっていた


2015年6月3日水曜日

6月最初の錦糸町

今日は朝から雨模様だった
激しい降りではなったがシトシトと雨が続いた
省エネ、クールビスということで勤務先では扇風機が導入され活躍している

湿度が高いので、坂道を登るとじっとりと汗ばむが、オフィスのデスクに着いてしばらくすると扇風機の風に涼しさを通り越して肌寒さを感じた

18時、いつもの通り錦糸町のジムへと急ぐ
幸いにも雨はやんでいた

到着すると石川さん島田さんが先着で、まもなくAさんBさんがやってきた
月曜日に右ラインに紫のホールドが追加され、常連たちはこれのオンサイトトライで盛り上がっていた
さっそくBさんのオンサイトトライをビレイ
結果は、予測通り余裕でオンサイト
この紫は中盤にトリッキーなムーブがあって今夜私が見た範囲内ではオンサイトできたのはBさんだけだった
その後Cさんが入ってDさんが入った
右ラインの紫はDさんによると手数の多いパンプアップする好ルートだという

2015年6月1日月曜日

リン・ヒルのショットをみつけたpatagoniaのカタログとチタンパイプ

錦糸町のジムは月曜が定休日
午後から半休をとって千葉中央メディカルセンター病院を訪れた
2009年1月4日から28日までおよそ一ヶ月ほど入院していた病院である
左頚骨の螺旋骨折だったが開放骨折ではなかったので、自力下山することができて、今こうしてシムにも行くことができている

今年2月にアイスクライミングで捻挫して地元四街道の「そはら整形外科」で治療を受けた際に院長から
「左足に入っているチタンパイプは一刻も早く取ったほうがよい」といわれた
そこで執刀医であるドクター朝倉氏を訪ねたのである
チタンパイプの撤去には2週間の入院が必要で、膝にメスを入れるので靱帯への侵襲も少なからずある
現在のところ問題が発生しているわけではないので、撤去の必要性は低いのではないか?
ということになった
私が死んだときに火葬場の寝台にチタンパイプだけが残ることになりそうだ