2018年12月18日火曜日

やっぱり印西


朝、玄関を出ると路面が濡れている
昨日と同じように夜に雨が降ったらしい
「この雨が八ヶ岳ではどうだったのだろうか」などと思いながらオフィスへの道を歩いた
いつもの社員食堂から見る風景は透き通って遠くの山が見えた
24階の休憩室へ行って筑波山を望んだ
今日の昼食は通常なら山菜そばだけれど今日は関西だしだったので山菜うどんにした

幸子さんはまだ咳き込んでいるので本当にクライミングできるの?
と出かけに問うたが、行けるという
更に16時過ぎにLineで「クライミング行く」と告げてきた
モチベーションが高いなぁ~と感心してしまった
今夜は習志野の練習会の予定だったが、印西の予約状況をネットで確認すると個人利用が可能のようだ
印西の練習会は12月20日に予定されているが、その日はモンターニュの忘年会なのでクライミングは叶わない
ということで急遽、印西の個人利用を行うことにしてLineで仲間たちに通知するとすぐに川口さんから「賀来さん 今日、印西に砂田さん、川口も行きます」との返信があった
川口さんや砂田が印西へ行く目的は壁全面を使うルートを登るためである
通常の練習会では多くの人がいて3ラインをつぶすようなルートをトライするのは気が引けるし、しつこいハングドックも順番を待っている仲間へ気遣いしてしまう
人数が少ない個人利用では、そのような制約がほとんどないので自由気ままに登ることができる
18時35分に松山下公園総合体育館アリーナへ入るとすぐに川口さんも到着
しばらくして砂田もやってきた
今夜は私たち四人だけ
さっそく登り始めた

砂田も川口さんも壁全面を使うコンペ用高難度ラインを短いインターバルで立て続けにトライしていく
63歳の砂田のクライミングも見ごたえがあるが、川口さんの迷いというものがないクライミングには芸術的な美しささえ感じる まるでプログラムで自動実行されているようだ
しかも川口さんはハングドッグをほとんどしない 完登するか、フォールするかのいずれかなのでビレイもエキサイティングだ

20時40分にアリーナを失礼した