2023年3月3日金曜日

房総の沢歩き「老川」


房総半島は温暖な気候ゆえ冬でも沢歩きができます
温かくなるとヒルが大発生しますので、むしろ冬しか登れないと言っても良いかもしれません

一番有名なのは不動滝を擁する「梨沢」ですがそれ以外にもいくつか楽しい沢が存在します
今日はその中の1本、養老川の支流「老川(おいかわ)」へ行って来ました
この老川に滝はありませんが、「川廻し」のトンネルをいくつもくぐりながらなナメを遡行するという独特のものです
「川廻し」が作成されたのは江戸時代から明治半ばということですから、古いものではすでに200年から300年の年月が経過しており、地質が泥岩ということも相まって浸食がすすみ、川底は複雑な地形を形成しています これを突破しながら遡行する楽しさは独特のもので、まるでインディージョーンズのアトラクションのようです

それでは「老川」での楽しい一日をご紹介いたしましょう

8時10分千葉駅西口でお客様二名と待ち合わせました
圏央道を使用して起点となる養老渓谷観光センター「山の駅 養老渓谷 喜楽里」に到着しました ここは比較的大きな駐車場があり、トイレも清潔で、駐車場から直接入渓が可能です

10時10分 「山の駅 養老渓谷 喜楽里」より入渓
いきなり川廻しトンネルの通過でスタートです
いくつかのトンネルがありますが、長いものも複数あり、真っ暗で何も見えませんのでヘッドランプは必須です
また、ナメ部分が多く、泥岩のために非常に滑りやすいので渓流シューズで遡行します
12時00分 遡行終了
右岸の尾根に取付き、熊野神社を目指しました
鹿の害からタケノコを守る為と思われる柵の回避に手間取りました 柵に突き当たって右側へ回り込みましたが、左側へ行くべきでした
12時50分 熊野神社
12時55分~14時05分 伊保田集落の道端で鍋焼きうどんの昼食
14時40分 「山の駅 養老渓谷 喜楽里」

16時30分 千葉駅にて解散

今回は素直ガイドと私の二名でご案内させていただきました

本コースは12月から3月末までガイド可能です ウィークデー大歓迎
ご希望の方はお問い合わせください
mountainguideoffice@googlegroups.com









人数分用意したガスストーブとアルミ鍋

冬の低山山行のお楽しみ「鍋焼きうどん」
具材は白菜、長ネギ、竹輪、カニカマ、かき揚げ、玉子、三つ葉



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