2015年4月26日日曜日

父の墓参りと土橋さんを思う日 初夏を感じさせるような一日だった

左上の黄ホールドに向かってランジ体勢に入ったAさん


午前中は父の墓参りだった
父の故郷であり、私の出生地である大分県中津市賀来が本来の父の墓所だが、日常として墓参りするには不便なので、カトリック西千葉教会の共同墓地に分骨している
共同墓地は千葉県八街市の京葉霊園内にある

私は父を尊敬していたし、好きだった
1999年5月4日に父が帰天してのち、少なくとも3年に渡って悲しみにくれた

だから父のことを思う時に一昨年北鎌尾根に消えた土橋さんのご家族の心情を思う

特に奥様の悲しみは如何ばかりであろうかと案じられるけれど具体的にフォローしているのは角掛さんだということを心に留めておきたい

午後から錦糸町へ向かう
12時38分四街道発の快速電車に乗車
13時半にジムに入ったが、常連が誰もいないので、さて困ったなと思っていたらBさんがボルダリングしているのに気がついた
常連が誰もいないのでBさんもボルダリングをしていたようだ
さっそく相互にビレイしあいながら登る
やがてAさんが来て、Cさん、Dさんもやってきた

Bさんは常連の中でも長老の筆頭格ですでに70歳をいくつか超えているときいた
私にとって錦糸町のジムにおける土橋さんの様な存在である

それで今日はとても面白いことがあった
ここのところ取り組んでいるリード大前傾壁右ラインの赤
6ピン目のクリップの体勢が悪く苦慮していたが、AさんやBさんから6ピン目のクリップは上のガバで腰クリップが理にかなっているとアドバイスを受けた

今日はすでに2便を出しているので通算では7トライ目だった
Aさんにビレイをお願いしてロープを結び始めるとBさんがビレイしましょうと申し出てくれた
私にとって土橋さんのような存在のBさんだから、Aさんにかわってビレイをお願いした

そして登り始めた
アドバイスの通り6ピン目の腰クリップに成功
更に最終の7ピン目のクリップもOK
これはレッドポイントか?
下からはガンバ!の声援が聞こえる
だがすでに前腕は限界状態
指が開き始めているのが自覚される
耐え切れず
「テンション!」
限界までベストを尽くしてフォールすることが望まれるが、トライを途中で放棄したも同然の「テンション」とは情けない結果だ
それでBさんに
「降ろしてください」
とコール
ところがBさんはロワーダウンしてくれない
二回ほどコールしたがそれでもロワーダウンしてくれないのである

つまり「トップアウトしろ!」ということらしい

それで体勢を立て直し
「行きます!」
とコールしてトップアウト

かすかな光が見えた

明日は名古屋出張
火曜日に帰京予定なので、出張帰りに錦糸町を訪れることになるだろう









































































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