2019年3月10日日曜日

この日がきっかけですべての歯車が狂ってしまった印西クラックの運営


ミサが終わってボランティアの当番をこなし、急いで帰宅しました
事前に幸子さんに連絡を入れ、すべての支度を整えて玄関の外で私が到着するのを待っていて欲しいと伝えました
12時丁度に自宅に帰り着くと幸子さんが外で待っていてくれたのはありがたい
母をおろして、替わりに幸子さんが助手席に乗り込み、すぐに出発
昼食もとっていないが、とにかく急げということで印西へ向かいました
なぜ、そんなに急いでいるのか?

それは川口さんから依頼された印西クラックリードウォールの店番をしなければならないからです

本来は15時からの予定ですが、なるべく早く来て欲しいとの川口さんのご要望があり13時には行きますと返信していたので、遅刻しては申し訳ないと頑張りました

12時40分に到着して店内に入ってみると砂田と吉野さんがいるではありませんか
吉野さんはこの施設のヘビーユーザーです。砂田は昨日、御前岩に行って今日はここで過ごすと決めていたといいます
それから子供とその父兄が沢山います
当番ではないSさんご夫妻が受付をしており、私が知っている料金体系とは異なった子供500円大人1000円で登りたい放題で受付をしております
しかもハーネスとクライミングシューズを無料貸し出しています
こんな爆安クライミングジムはめったにありませんから、次から次へと親子がやってきます
川口さんも理解できないくらいですから私と幸子さんには全く理解不能
印西クラックリードウォールの当番は川口さんが整備した「伝助」というクラウドシステムで管理する約束ですが、「伝助」上にはSさんご夫妻のお名前はありませんでしたから困惑しました

いったい何が起こっているのか?
真相は私にもわかりませんが、誰かがコミュニケーションを怠ったということでしょうか
あるいはSさんご夫妻の思い込みによる暴走でしょうか?
無政府状態にとにかく愕然としました
この日を境に印西クラックへの情熱は一気に冷めてしまいました

ただ、17時に駆け付けたUさんの話の中には朗報もありました
1.壁の中にハンギングビレイステーションを設置し、マルチピッチのトレーニングを行えるようにする
2.懸垂下降のトレーニングが可能な環境を作る
3.エイドトレーニングにも対応する
上記のことはオーナーの田村さんに承諾していただいているわけではありませんが、もし実現できれば、横浜のビッグロックで福原信一郎さんが開催されているようなプロフェッショナル向けのロープアクセス講習や山岳レスキューの場としても活用できる可能性があるかもしれません

屋内にある本施設は天候に左右されることなく夜間でも実施できるので貴重なものだと思います
松山下公園総合体育館、印西ロッキー、印西クラックリードウォールの三つがそれぞれの特色ある役割をになって発展していくことに微力ながら私も尽力したいと思います