2019年3月9日土曜日

モンターニュ講習 鷹取から印西へ

25mの懸垂下降 写真はテラさん提供

今日は都岳連モンターニュ講習でフルに活動した一日でした

参加者に対して事前に提示していたテーマは次のようなもの
目的 劔岳源次郎尾根、赤岳主稜、谷川岳一ノ倉沢を私と共に登ることができる
目標 懸垂下降を不安なく自信を持って行うことができる
     リードのビレイの要点を理解することができた

その為、
鷹取山で垂壁の長い懸垂下降を反復練習し、その後ビレイの基本的な理屈と動きの反復練習
そして、場所を印西市松山下公園総合体育館へ移して実際のフォールを体験してもらおうというプランを立てた

では、この長い一日を時系列で振り返ってみよう

朝4時半に起床
昨夜の内から用意しておいた朝食を電子レンジで温めて食べ、幸子さんに四街道駅まで送ってもらった
7時20分に追浜駅 7時35分頃のバスで鷹取小学校下車 8時頃鷹取山の親不知に到着
この時間帯だとクライマーはまだ誰もいない
さっそく展望台経由で親不知のてっぺんから懸垂用ロープをおろし、安全のためにロープをフィックス
25mの垂壁の懸垂下降を各人それぞれ10本づつ行ってもらう
万が一の為に別ロープでビレイしながら行ったので私は大忙しだった
11時に懸垂下降訓練を終了し、昼食をとってから午後の講習を開始
午後は
1.懸垂下降の空中停止を二種類
2.ビレイの理屈説明とロープの繰り出しトレーニング
そして最後にトップロープでクライミングをして15時半終了
追浜駅16時30分発の電車で印西へ
印西到着は18時12分 タクシーで松山下公園総合体育館へ
Nさんに太い釘を刺した上で19時から講習開始
まずは幸子さんのビレイを手本として見学してもらってから、一人一人に実際に私のビレイをしてもらう
そして上部まで登ってから不意にフォール
衝撃が加わった瞬間にビレイヤーは大きく跳ね上げられ、驚きの声があがる
ビレイの実際がどのようなものであるかを体験して、その本質を直感的に理解した様子が見ていてわかる
その後トップロープで各人登ってもらい
21時に終了
長い一日が本当におわった

こころよく左壁左ルートを使わせてくれた印西市フリークライミング協会のメンバーに感謝
太い釘が功を奏して、口出しが千分の一になったNさんにも感謝