2019年3月23日土曜日

恩師 木坂先生の手を握りしめた佐倉高校同窓会


今日は「リードユース日本選手権2019」の初日
幸子さんを初めとして多くの印西市フリークライミング協会のメンバーが松山下公園総合体育館で、この大会の役員をしている

しかるに私は初日を欠席して千葉県立佐倉高等学校昭和49年3月卒業生の同窓会に出席した 岩崎も砂田も同期だが同窓会には興味がないらしく不参加なのは残念だった

多感な高校時代の私
そんな私の世界観、世界史観に影響を与えたのは木坂先生である
一年先輩の大木友康さんもそう言っていた
それは歴史上の具体的な事象に対して影響を受けたのではなく、世界の見方、考え方について大きな影響を受けたのである
考え方に対して影響を及ぼすということは大きな意味がある
それ以降、木坂先生の考え方で世の中を見るようになった

さて、本日の同窓会に木坂先生の元気なお姿があった

私は木坂先生のテーブルに近づいてひざまずき先生の手を固く握って感謝した
木坂先生はおっしゃった「私が良かったのでなく佐倉高校の生徒が私を育ててくれたのだ」と
木坂先生は新任で佐倉高校に赴任
世界史の担当として教壇に立ったとき、生徒の一人が手を挙げて「いい加減な授業をしないでください」と言ったというのである
これをきっかけにして先生は猛勉強して授業をするようになったという

それから嬉しいことが更にあった
鈴木芳之助先生のことである
鈴木先生は高校1年生の時に一度だけ山岳部の山行に同行してくれたとがあったが、すでに50年近く前のことであり、私のことなど覚えていらっしゃらないだろうと思っていた
そうしたら鈴木先生は私を見るなり「賀来君だろう」とおっしゃって下さったのである

それからもっとある
甘酸っぱい青春時代の思い出との再会
二次会は3年A組に混ぜてもらって山岳部のマドンナYさんと楽しいひと時を過ごした
素晴らしい一日だった

明日と明後日は印西で「リードユース日本選手権2019」の役員
へとへとになるだろう