2019年3月17日日曜日

少々荒れた赤岳主稜の核心部は地蔵尾根の下降


ここの所、モンターニュで一緒に登っている二人と今日は赤岳主稜を登ってきました
お互いの技量を把握しているので悪天に捕まりましたが各人制御された行動で楽しい山行になりました
事前レクチャーで指摘していたのは次のようなものでした
1.主稜のルートに取り付いてしまえば全ピッチスタカットでビレイする
2.取付き点までのトラバースもスタカットでビレイする
3.従って本山行の核心部は下降ルートの地蔵尾根である
主稜を登り切った頃から風雪がひどくなり、想定していた通り地蔵尾根の下降が核心部となりました

眉毛どころか、まつ毛に氷が付着して視界が妨げられる状態で、一層の注意を払って地蔵尾根を下降しました
2013年の幸子さんとの経験がとても役に立ちました

一方で私にとってのもう一つ核心部は美濃戸から美濃戸口までの凍結した林道の走行でした
美濃戸の赤岳山荘の駐車場で時間をかけてチェーンを装着し無事に走破することができました
小仏トンネルを先頭にした17kmの渋滞を経て21時30分に帰宅することができました

今回は少し驚いたことがありました
赤岳主稜に取付こうとしてトラバースを開始すると後続にガイドパーティーがやってきて、そのガイドがお客の女性に「おい、そこの女・・・」と怒鳴り散らしているのです
唖然としました







赤岳鉱泉 05:15
行者小屋 05:56
文三郎道 07:19
主稜登攀開始 08:22
登攀終了 11:03
下降開始 11:23
赤岳天望荘 12:09
地蔵の頭 12:27
行者小屋 13:27
赤岳鉱泉 14:06