2021年3月7日日曜日

懸垂下降を鉄板にする


今日は鷹取山で「懸垂下降を鉄板にする」と銘打ってトレーニングをしました

実施した項目に関しては参加者の上達は著しいものがありました
午前中はよちよち歩きのような懸垂下降が夕方にはスムーズにこなせるようになっている姿をみて、報われた感じがして、幸せな一日でした

数日前の天気予報は低温でしかも雨模様と報じていましたので、開催中止も視野に入れていました
当日朝のウエザーニュースの予報では低温ながらも10時以降はお日様マークの連続!
ところが実際は曇り空に寒風が吹くという極寒の一日でした

簡単に一日を振り返ってみたいと思います
8時01分追浜発のバスに乗車し、鷹取小学校前で下車
バス停前にある「西友ストア」で買い出しをして鷹取山公園へ登っていく
「親知らず」にロープをセット 入念なバックアップと展望台から懸垂下降地点までへのロープのフィックスなどを施してからトレーニングスタート
17時まで・・・通常なら登り続けてということでしょうが、くだり続けました
隣で流れ星などを登っていたパーティーが一向に移動しない私たちを多分不愉快に思ったのでしょう
ビレイしている素直さんに聞えよがしに
「下降ばかり練習しても登れなければ意味がねーだろう~」と
それに対する素直さんの答えが傑作でした
「それは逆だ 下降できなければ登れても意味はねえぞ」
さすが素直さんですね
スポーツクライミングの世界では登れるだけでOKです
印西で一緒に登っているメンバーもその多くが懸垂下降ができません
しかしながら山岳クライミングの世界では無事下山できなければ話になりません

追浜発17時40分の電車に乗車し、金沢文庫で乗り換えて品川で総武線快速成田空港行きに12分間隔で接続
19時33分に四街道駅に帰りつきました
幸子さんに迎えに来てもらい無事帰宅できました

帰りの電車の中で素直さんと今回の講習会を振り返ってみました
懸垂下降はクライミングの中でも死亡事故の多い科目で、習得すべき項目が多く一日講習では無理があると話しました
ロープ繰り出しを伴う下降も各人1回しかできませんでしたし、懸垂下降支点、ロープの結束などについては全く触れることができませんでした
空中懸垂もできませんでしたし、緩傾斜の懸垂もできませんでした
一泊二日が必要なボリュームでした

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