2021年11月3日水曜日

秋空、紅葉、乾いた花崗岩の小川山セレクションでした


今回の山行は小川山セレクション

私が高校生の頃から文化の日は晴れの特異日と言われていますが、最近30年の統計ではむしろ11月4日の方が晴れの出現率が高いとラジオで気象予報士が言っていました

コロナの緊急事態宣言が解除されてから土日祝日の観光地の混雑は凄まじいものがあります
高速道路の渋滞もそうですし、山もそうです
10月3日の巻機山も一般登山道は筑波山並みの人出でした

サッサと登って早めに高速道路に入るのが得策と考え、少し工夫をしました
本来は4人パーティーです
リーダーは素直ガイドと私の二人です 普通なら2パーティーに分けて登るところですが、私がパーティーから外れて3人パーティーに変更しました こうすることによりクライミングに要する時間は理屈上は30%から40%ほど時間短縮が可能となり、さらにシングルロープ2本構成からハーフロープ2本構成に変更することが可能となります

私は写真撮影と万が一の場合・・・考えられるのは懸垂下降のロープが木の枝に引っかかって回収不能になる、あるいは他のパーティーのレスキューが必要になる等・・・のバックアップという位置づけです


9時に駐車場を出発 私は30分ほど遅れてあとを追いました
途中で走って下ってくるクライマーが「賀来さ~ん」と声をかけてくれます
カラファテの北平さんでした
早朝クライミングをして開店時間に間に合うようにと走って下山中だったのです
さすがカラファテ!と感心しました

30分遅れでしたが取付き点で順番待ちがあり素直ガイドたちのテイクオフに間に合いました
3人は10時に登りはじめました
3人が3ピッチ目に入った時点で、私はいったん駐車場まで下降し三脚をセットして小川山セレクションの4ピッチ目に一眼レフ250mm望遠レンズを向けて焦点を合わせました
素直ガイドたちが登っている様子をファインダーが捉えました
2005年ルート観察用に購入した高倍率の双眼鏡を持ってくれば良かったなぁ~と思いました

先行パーティーがいたので時間調整があったようですが、13時30分に登攀終了の連絡がありました

SさんMさんの二人は前進技術のクライミングだけではなく防御技術や退却技術も十分に習得していますので、最終2ピッチはトラバースしてクラックという本来のセレクションのルートを登りました
その一部始終は最終ピッチのクラックも含めて望遠レンズで確認することができました
大テラスからの4ピッチ目の1ピン目クリップ用にKONGのFROGを使ったらどう?と渡しました もともと、出だしに木を使わない素直ガイドからは仕方なしに使った感が伝わってくるようなコメントを頂戴しました

15時10分に廻り目平をあとにして須玉ICで中央高速に入りました
小仏トンネルでは17㎞の渋滞で通過に70分と表示されていました 談合坂SAから渋滞が始まっていましたので、談合坂でいったん休憩し渋滞に突入
19時50分に八重洲到着
20時30分に四街道に帰着できました

小川山セレクションは来週火曜日に再訪予定で、これが今季の小川山最終クライミングとなります

素直ガイドが初めてセレクションを登った小学6年生の時のショット
このあと幸子さんは「なんでこんな難しいところに連れてきたのよ!」
とカンカンになって怒り、しかたなくロワーダウンしていただきました
そして小学6年生の素直ガイドとクライミングを続け終了点に立ちました
終了点での小学6年生
かぶっている帽子は土橋さんからのプレゼント









アンダークリングのトラバースのMさん

アンダークリングのトラバースのSさん

セレクション最終ピッチを登るMさんとSさん二人

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