2024年3月20日水曜日

都岳連会員交流会で筑波山へ

樹齢800年の紫峰杉

1万人を超える会員を抱える公益社団法人東京都山岳連盟(都岳連)には会員委員会という部門があります
組織の規模感を感じますが、今日はその会員交流会に参加してきました
実施場所は筑波山
講師は自然保護委員会のメンバーが務めるというのが今回の会員交流会の目玉でもあります
普段何気なく歩いているに過ぎない山道沿いの植生について興味深い解説があるだろうことを想像するだけでワクワクしてきますし、百人一首に「つくばねの峰よりおつるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる」とうたわれている男女川の源流に思いをはせながら山道を踏みしめるのも楽しみです
花の季節には少し早かったものの木々や地層などの詳しい説明に知的好奇心を大いに満たしてくれた一日になりました

普段は自家用車で往復している筑波山ですが、今回初めてアプローチに公共交通機関を使用しました
四街道を6時4分の電車に乗って、登山口のバス停(旧酒寄駅跡)に到着したのは10時でした ほぼ4時間かかっています
ちなみに四街道駅から奥多摩駅までは2時間48分ですから、それに比較すると公共交通機関を使っての筑波山は近くて遠い山ということになります

本日の予定コースは「つくし湖コース」を登って、つつじヶ丘へ下るというものです
「つくし湖コース」は800mを越える標高差を持つもので登りごたえのある少々ハードなコースですが、都岳連の会員で構成された今日のパーティーにとってはちょうど良い選択でしょう

今日は悪天候が予想されています 実際のところ素直ガイドも予定していた八ヶ岳赤岳のガイド山行を事前中止にしていたほどでした
出発時点ではとても天気が良く2時間後に悪天候になるとは想像もつきませんが、12時30分頃になって急に雪が降り始めました 幸いにも30分ほどだったので積雪には至らず無事に男体山に登頂し御幸平で昼食となりました
但し、冷たい烈風に震え上がりました 私はこの悪天候で食べられる昼食を昨夜の内から準備していました それはスープジャーによるスープパスタでした 今朝出発前に昨夜仕込んでおいた食材とパスタをスープジャーに入れて、熱湯を注いで8時間が経過していました
まだアツアツのパスタ入りのスープを食べて体が温まりました
強風にあおられるようにして昼食を済ませ、紫峰杉を見学してから女体山経由でつつじヶ丘へと下山しました
つつじヶ丘からは16時発の「つくばシャトルバス」でつくば駅へ出て、そこでささやかな懇親会を行いました
18時過ぎに懇親会を終了し、18時41分のつくばエクスプレスで家路につきました
強風の為にダイアは乱れて思うような乗り継ぎはできませんでしたが、それでも20時37分に四街道駅に帰着することができました

JR岩瀬駅に8時58分到着
数時間後に大荒れの天気になるとは思えませんでしたが・・・

カタクリ
自然保護委員会撮影

キクザキイチゲ
自然保護委員会撮影

キクザキイチゲ
自然保護委員会撮影

スミレ
自然保護委員会撮影

よく見かけるアオキですが自然保護委員会のAさんやIさんが詳しく教えてくれます


百人一首に「つくばねの峰よりおつるみなの川 恋ぞつもりて淵となりぬる」とうたわれている男女川

紫峰杉

商業ビル「BiViつくば」3Fにある「樓外樓」という中華料理店です


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