年間第19主日のミサ
平和旬間でしたからミサの中で武力行使による命や人権が奪われることに対して祈りを捧げました
キリシタンの流れを汲む祖母から受け継いできたカトリック教会でのミサも高校生になるころには世界史を学びカトリック教会が犯してきた数々の罪を知ってひところ教会に行かなかった時期がありました
それが変わったきっかけは妻である幸子さんでした
ある時、リビングに遠藤周作の「私のイエス」という文庫本が置いてありました
私の本ではありません
それはカトリックの家に嫁いだ幸子さんがカトリックを理解しようと読んでいたのです
私もさっそく読みました
ミサの中で語られる言葉は普通の一般人にとっては荒唐無稽と感じられると思います
その最たるものが「イエスの復活」でしょう
遠藤周作は「私のイエス」の中で普通の一般人が理解できるように、その意味を綴っています
多くの日本人がご先祖様から仏教の教えを引き継いだのと同じように私もそのようなキリスト教徒に過ぎませんでした
そんな私を「私のイエス」が目覚めさせてくれました
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