2017年6月23日金曜日

研修五日目

昨日までのハードワークで深い疲労感が抜けないが、高度順化は多少進んだようで徐々に体が慣れてきたことが実感されるようになった
モンブラン山群の天候は下り坂のようで雲の多い夜明けとなった
相変わらずの高温のなかをブルーノ教官の車でプラのロープウエイ駅からフレジェールへ向かった
フレジェールで6人用リフトへ乗り継いで出発地点アンデックスに到着
ここからクロシュ針峰の取り付きまでは1時間とブルーノ教官は言う
感じとしては涸沢から北穂山頂までの距離感に近く雪渓を横断しながらひたすら登り続ける

ブルーノ教官から渡されたシングルロープを肩と首に回して歩いたが、ロープが首に大きな負荷をかけることになった ザックの中にしまわなかったことを後悔した
1時間ほどでスタート地点に到着
今日のコースはⅠ級からⅢ級程度の岩稜歩きで、山本ガイドと私が交互にガイド役とクライアント役を交代しながら登り、ブルーノ教官はロープなしで、私たちの安全対策をチェックし指導する
とても実践的な内容で、国内ではめったに使われることのないデュフォーによる懸垂下降などもあって盛りだくさんだった
帰路はラックブラン経由でフレジェールへ戻るコースだった
目の前にグランドジョラス、ドリュ、ベルト針峰、アルジャンチエール針峰などが圧倒的な景観で展開している
下山してから、齋藤ガイド邸へと向かった
前半の五日間が終わったので、反省会と来週の行動方針を大まかに決めた
ブルーノ教官の動作には無駄がなく、小さな動きにもそれぞれ意味がある いくつかは見逃していたので、それをロープを使いながら再現してもらった
来週は氷河でのクレバスのレスキューで最も困難な、支点構築実習を行った上で、より実践的なガイドテクニックを更に深めることになった