2020年9月29日火曜日

松山下公園総合体育館ダブルヘッダーの終わりに小学生の頃の恩師を想う


今日は印西市フリークライミング協会の練習会が朝と夜の二回実施されるという珍しい日だった
当然のことながら朝と夜では参加するメンバーは大きく変わる
朝はどちらかというと女性が多い、一方で夜は働き盛りのお父さんたちが中心となる
朝も夜も行けるのは定年退職してその後は気ままに過ごしている私などの無職のメンバーに限られる

昨夜はメールの返信などしていて夜更かししてしまい、朝7時半に起床すると幸子さんはすでに出勤した後だった
練習会は9時開始なので大急ぎで支度を整えて印西へ向かった 国道16号線は渋滞していて島田T字路を右折してからも「花の丘公園」の交差点を先頭にして長い渋滞だった

朝の部は参加者6名
久しぶりの印西なので体調を確認するようにして5.10dからスタート
11時まで登って解散
帰りがけに印西クラックの様子を確認するためにBigHopに立ち寄ったが、誰もいなかった
帰宅して郵便局に行ってから散髪した

夕方になった
幸子さんが帰宅したのは17時半
18時、早速支度をして出発した
18時50分駐車場に入ると「森川兄い」がすでに到着していた お互いの近況を話しながらアリーナへ続く歩道を歩くのはいいものだ
アリーナへ入ると岩崎が奥のベンチに座って書類を整理していた
二階の観客席を見ると今朝がた一緒に登った山口さんが待機していた
伊藤さんも来て6人が揃った

20時45分を過ぎる頃、蛍の光が流れ、やがて「仰げば尊し」が流れ始めた

NHKの朝の連続テレビ小説では現在"古関裕而"をモチーフにした「エール」が放送されている クライミングに忙しい私でもNHKプラスのおかげで全編を視聴することができる
先週のサブテーマは「先生のうた」だった 故郷の福島の小学生時代の恩師「藤堂先生」の出征が放送された 藤堂先生は歌手の森山直太朗が好演している
私は小学5年6年の二年間に忘れがたい教師「末吉重夫先生」に巡り合うことができた幸せ者だと「仰げば尊し」を聴きながらいつも思う

末吉先生は実籾の教職員住宅に住んでいて、そこから四街道小学校まで自転車で通勤していた 忘れもしない1966年小学5年生の時のクラス対抗校内駅大会の夜 6年生を打ち負かして私たち5年2組が優勝した夜だった 末吉先生はよほどうれしかったのだろう、その夜突然先生が我が家にやってきた そして父と酒を酌み交わしながら喜びを語った
私は反射神経が鈍いので体育はすべてにおいて落伍者だったけれど、長距離走だけは得意だった そんな私を見て末吉先生は駅伝大会の第一走者に抜擢してくれたのだった
1968年3月の卒業式 同級生の女の子が答辞を読み「仰げば尊し」をうたった

印西市立松山下公園総合体育館で「仰げば尊し」を聴くたびに恩師を思い出す




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