2020年10月18日日曜日

紅葉の白骨温泉と奥飛騨沢上谷


この土日で奥飛騨の茗渓:沢上谷(そうれたに)へ行ってきました

本来の計画は土曜日に沢上谷を遡行するというものでしたが、数日前から悪天候が予報されていました
木曜日の夜に「計画通り土曜日に出発しますが、場合によっては日曜日遡行に変更してもいいですか?」という趣旨のメールを発信し、メンバーの承諾を得て決行ということになりました

【土曜日】
八潮経由で6時に八重洲西駐車場を出発
冷たい雨が降りしきる中央高速をひたすら走ります
関東南岸ほど天候が悪いので笹子トンネルを抜けると多少天候が回復しているのではないかと期待しましたが、まったくだめ
やっぱり土曜日の遡行は無理のようです
道の駅「風穴の里」で休憩しメンバーで相談しました
「学生時代に白骨温泉に行ったことがあるけど、とても良い温泉だから行ってみようよ」
という提案がマホちゃんからあり、行くことになりました
私はもう50年近くも上高地に通っていますが白骨温泉に行ったことはありません
冷たい雨の中を「白骨温泉公共野天風呂」で湯につかりました
この冷たい雨は稜線に雪を降らせていることでしょう
入浴後、煤香庵で「湯の花膳」を食べました 上品な味付けに満足感高く締めくくることができました
それから安房トンネルを抜けて福地温泉街を抜けて新穂高への分岐点である栃尾の交差点に向かいました
交差点手前にある農協の売店で食材を購入し、ゴリラで酒を買い増して本日の宿泊場所「奥飛騨温泉郷オートキャンプ場」にチェックインしたのはちょうど13時
雨の中の設営は手順を決めていないと装備が濡れてしまいます
山登り全般に共通していることだと思いますが、手順には論理的思考が必要で面白いものがあります
夕食はポトフ!
豚バラ肉・人参・玉ねぎ・じゃがいも、それにコンソメを加えてコトコト煮込みました
テントを雨がたたく音を聞きながら就寝しました

【日曜日】
つまり今日
4時にトイレの為に外に出たら満点の星空でした
6時に起床して玉子雑炊で朝食
外に出ると焼岳が真っ白になっていました
ゆっくり支度をしてテントを撤収して沢上谷の遡行点まで車を入れ、遡行終了点に自転車を配置してスタート
五郎七郎滝に寄り道をして、しばらく遡行していくと大滝に到着
大滝は左岸つまり右側から大きく高巻き、60mの懸垂下降で沢に降り立ったが8mほどロープが足りなかった
最初に素直に下降してもらいましたが最後の8mにはスリングと細引きを連結して完全確保の手を打っていたのを見て、安全管理についてはガイドレベルだと思いました
それからはひたすらナメの連続
終了点は林道の橋で、そこから300mほどのところに事前デポしていた自転車に乗って車を回送して遡行終了点で待っているみんなを向かえて、ハッピーエンド
14時に車を発進し、境川パーキングエリアで昼食兼夕食を摂って帰宅できたのは21時51分でした
境川パーキングエリアは焼き魚定食が有名だということで、それを食しました

白骨温泉の風情



上品な「湯の花膳」

白骨温泉の紅葉

奥飛騨温泉郷オートキャンプ場の朝

快適なキャンプ場でした

五郎七郎の滝







「上り境川PAの焼き魚定食がすごい」の情報源は道家さんらしい

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